もったいない
つい先日、会社近くの定食屋に入った時のお話で、そこは初めてではないのですが、たまにしか行かない定食屋さんで、と~っても人の良さそうな老夫婦が切り盛りしているお店なんです。味はまあまあですが、内容がボリューミー全部食べきると若干午後の仕事に支障をきたすぐらいの量があります。
その日はちょうどお昼時を過ぎた頃に行きまして、私ともう一人学生風の兄ちゃんがいるだけでした。
先にその兄ちゃんが飯を食い終わりまして、おかずは全部食べていたのですが、ご飯が少し残っていました。確かにしょうがないと思います。いくら若い男子といえども、この定食屋のボリュームでは、ご飯を残したくもなります。私もそうでした。
私が頼んだのは、ニラレバ定食だったのですが、普通のペースで食べると明らかに白ご飯が残る感じだったので、ご飯・ご飯・ニラレバ・ご飯・ニラレバくらいのペースで食べようと思っていました。ただ、全部食べきると、それはそれで腹がはちきれて、午後の仕事がしばらく手に付かなさそうでしたので、まあ白ご飯少し残すかぐらい思っていたところだったのですが、、、
で、話はちょっと戻って、その兄ちゃんが店をあとにした後、食べたものを引き下げに来た老夫婦のおばちゃんの方がこう言ったんです。
「あら~、ご飯残しちゃって、もったいないわね。」
(; ̄Д ̄)!
さらに、釘を刺すように私のほうを向いて
「ねぇ。」
と付け足しました。
人の良さそうな顔して、このおばちゃんなんて事を言うのだ。。。
これじゃあ、どう考えてもご飯残せないじゃん_| ̄|○
これで残したら、それこそ悪魔じゃないですか。お年寄りをバカにすることになるじゃないですか。歩く後期高齢者医療制度って言われるじゃないですか。。
はい、全部食べましたよ。口から白ご飯がこぼれそうでしたよ。案の定、先にニラレバが無くなったので、付け合せのタクアン2枚で、白ご飯大盛り6口くらい行きましたよ。
「もったいない」・・・良い言葉なんですけどね。。。うちの婆ちゃんが、ご飯を残す時、よく「食べたつもり」って言ってたのが、ものすごくフラッシュバックしてきました。
最終更新日:2008年04月27日