固定概念の破り方
人間常識とか、習慣とか、習性といったものは必ず持っているものですし、深く考えずに行動する基盤となっているのモノだと思います。
これは、日々そんな常識を打ち破ってくれる知人Aが見せてくれた(本人いわく)技でした。
その日はAと二人で夜9時ぐらいにレストラン(ファミリー御用達)に入りました。
A「いいか、トミヤマ。世の中には固定観念で固まったヤツだらけだと言うことを見せてやる」
唐突なことだったので何を意図してるのかよくわかりませんでしたが、とりあえず流しました。
店員①「いらっしゃいませ、ご注文はお決まりでしょうか?」
A「△△と□□にチョコ○○サンデー」
店員①「以上でよろしいでしょうか?」
A「はい、あとデザートは先に持ってきてください」
予定通りデザートは先にきました。Aはそれを軽く平らげ、さげてもらいメインの御飯に取り掛かりました。
30~40分ほど無駄話をしながら、全てを食べてコーヒーを飲んでいる時に先ほどと違う店員②が皿をさげにきました。その時Aは衝撃の一言を言い放ちました。
A「あ、デザート持ってきてください」
Σ( ̄口 ̄; あっさりと言い切っちゃいました。
店員②「かしこまりました少々お待ちください」
あ~あ~、かしこまっちゃたよ店員さん。。。
そしてチョコ○○サンデーは運ばれてきました!!!
A「な。」
いや、「な。」って言われても。。。
Aいわく、「デザートを後で食べる」のは固定観念なんだそうです。
世の中には常識を打ち破り、大成する人もいますが、私にはどうしても彼が大成するような人間に見えないというかしてほしくないです。固定観念の対象がセコイし小さいし、それにこれたぶん犯罪だし(苦笑)。。。
補足:今回の話は、かれこれ3~4年前の話です。一昨日深夜のファミレスに行って思い出した話です。いまごろA君は何処で何をやってるのでしょうか。。。大物になっていないことは想像に難くないですが。
最終更新日:2003年04月13日