正露丸
季節の変わり目です。風邪をひきました。
「SARSか?SARSじゃないのか?」
と散々色々な方に冷やかされましたが、イソジンでうがいをしたら喉の痛みはひいたのでたぶんSARSじゃないです(笑)。
ところで、お腹を下した時はこの薬↓が私には一番良く効きます
まあ、誰でも知っている薬ですよね「正露丸」。
なぜか歯痛にも効くという常軌を逸脱した胃腸薬です。
で、この瓶を見て気付いたのですが、
なぬ、大幸薬品じゃない!
株式会社廣・貫・堂?
聞いたこと無いな。。。
さらに
製造先キョクトウ株式会社?
これも聞いたこと無い、、、それよりも製造委託しちゃってるよ!大丈夫か?
(どちらも富山県だからちょっと安心?)
中に入ってる粒も色・形・匂いまでまさに私の知っている正露丸そのもの。
あんまり法律とかの事には詳しくないですが、これってヤバくない?ということでちょっと調査してみたところ「裁判の結果、「正露丸」は固有名詞ではなく一般名詞」になったそうです。要は「テレビ」とか「カーテン」みたいなものということなんだそうです。(宅急便は一般名詞じゃないのに・・・)
ですから、主にCMで流れているのは大幸薬品だけですが、それに便乗してさまざまな正露丸が売りに出されてるみたいです。(参照:正露丸このなぞに満ちた類似品の数々、、、)
またひとつ賢く?なったなぁ。
いやぁ、たまには風邪をひいてみるもんですね。ゲホゴホッ、あ~だり~。。。
さらに、無駄情報:
正露丸って本来は「征露丸」って書いて、日露戦争の時に帝国陸軍が開発したそうです。
戦争の時に、あの臭い玉を敵に向かって投げつければ相手はひるむぞ、と。弾薬がなくなったら鉄砲につめて打て、と。全身正露丸の匂いまみれになるのはある意味鉄砲で打たれるより不名誉だ、と。
・・・なんてことは無いんですが、陸軍が大陸の水でお腹壊しちゃいけないとかの理由で携帯した薬のようです。
ところで、まだ正露丸を飲んでないのですが、「へぇ~、ほぉ~」と調べているうちに、腹の痛みはいつのまにかなくなってました。ビバ雑学!
最終更新日:2003年05月11日