ホンソメワケベラ
撮影日:2002/08/16
撮影ポイント:伊豆大島
言わずと知れたクリーニングをする魚で有名な魚です。上の写真はその最中だと思ってください。襲ってるわけではないと思います(たぶん)。
ホンソメワケベラって、そこまで珍しい魚ではないので、結構あちこちで見られます。伊豆なんかじゃ結構近くに2~3匹いたりして、それぞれが各クリーニングステーションを持ってるもんですから目移りしてしまいます。
先日なんて、2匹同時に同じ魚をクリーニングしていたために、両方を首をグニグニ動かしながら見入ってしまいました。これってアレですね、TVで違う局なのに同じCMをやってると嬉しくなってガチャガチャ両方見てしまう人間の習性と一緒。私だけじゃないですよね、この習性もってるの???
撮影日:2018/09/17
撮影ポイント:伊豆海洋公園
伊豆海洋公園の1の根に行くまでの途中に、俗称クリーニングステーションというところがあり、その近辺ではクリーナー系の生物が多くいます。もちろんクリーナーの代表格ホンソメワケベラもデッカイのがいるのですが、あまりにもダイバーに慣れ過ぎているのか、ドクターフィッシュと肩を並べるくらいガツガツ人間もクリーニングしてくれます。特に早朝は。
マスクとレギュレーターも外したら、顔だってクリーニングしてくれる勢いです。
でも魚と接吻したりするのはヤだなぁ・・・。
AI解説
ホソソメワケベラ(本染分倍良、学名:Labroides dimidiatus)は、スズキ目・ベラ科・カンムリベラ亜科に属する魚の一種です。太平洋とインド洋の熱帯・亜熱帯の海に広く分布しています。日本では房総半島以南の南日本に分布し、夏には暖流に乗って北上した個体が東北地方や北陸地方の海岸でも見られることがあります。ただし、これらの個体は冬の低温により大部分が死んでしまうため、死滅回遊魚とされています。
元々は「ホソソメワケベラ」(細染分倍良)と呼ばれていましたが、和名を登録する際に片仮名の読み違いにより「ホソソメワケベラ」と記録されたという経緯があります。
ホソソメワケベラは、スキューバーダイビングを楽しむダイバーにとって非常に興味深い存在です。彼らは「掃除魚」として知られ、他の魚の体表や口の中の寄生虫や死んだ皮膚を食べることで「クリーニング」します。この行動は、他の魚にとっても有益であり、ホソソメワケベラはサンゴ礁の生態系において重要な役割を果たしています。ダイバーが近づくと、ホソソメワケベラがダイバーの体に寄ってきてクリーニングを試みることもあります。
ホソソメワケベラは、体側面に目を通って尾鰭まで黒の一本線が走る特徴的な体色を持っています。この黒いラインは後方ほど太くなり、尾鰭はほぼ黒いが上下の縁が青白いです。また、臀鰭と背鰭にも黒色のラインが入っています。これらの特徴により、近似種と見分けることができます。
ホソソメワケベラは、その独特の生態と美しい体色から、観察する楽しみが多い魚です。スキューバーダイビングを通じて、彼らのクリーニング行動を間近で観察することは、海の生態系の理解を深める貴重な体験となるでしょう。
元々は「ホソソメワケベラ」(細染分倍良)と呼ばれていましたが、和名を登録する際に片仮名の読み違いにより「ホソソメワケベラ」と記録されたという経緯があります。
ホソソメワケベラは、スキューバーダイビングを楽しむダイバーにとって非常に興味深い存在です。彼らは「掃除魚」として知られ、他の魚の体表や口の中の寄生虫や死んだ皮膚を食べることで「クリーニング」します。この行動は、他の魚にとっても有益であり、ホソソメワケベラはサンゴ礁の生態系において重要な役割を果たしています。ダイバーが近づくと、ホソソメワケベラがダイバーの体に寄ってきてクリーニングを試みることもあります。
ホソソメワケベラは、体側面に目を通って尾鰭まで黒の一本線が走る特徴的な体色を持っています。この黒いラインは後方ほど太くなり、尾鰭はほぼ黒いが上下の縁が青白いです。また、臀鰭と背鰭にも黒色のラインが入っています。これらの特徴により、近似種と見分けることができます。
ホソソメワケベラは、その独特の生態と美しい体色から、観察する楽しみが多い魚です。スキューバーダイビングを通じて、彼らのクリーニング行動を間近で観察することは、海の生態系の理解を深める貴重な体験となるでしょう。
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