ホタテエソ

ホタテエソ
撮影日:2011/07/31
撮影ポイント:伊豆海洋公園

水深45メートルで見たホタテエソです。

前々から見たいと思っていたのですが、結構深場にいました。伊豆海洋公園の2の根というポイントの先でハナダイ探しをしている時に、ふと足元にいるのが見えて私はまっしぐら、友人は見向きもしないという、知る人ぞ知る魚です(興味があるのは一部だけw)

この魚、完全にエソ科の魚だと思い込んでいたのですが、贅沢にもホタテエソ科ってのが作られていて、しかもコイツしかいないようなんです。なんでも、この伊豆海洋公園で初めて見つけられた新種だとかで。

一応レア種になるんですかね。。

スポンサーリンク
ホタテエソ
撮影日:2011/07/31
撮影ポイント:伊豆海洋公園

初お目見えですが、ペアでいました。
ホタテエソのオスとメスなのかどうか、はっきりとした情報がなかったので正確にはわかりませんが、トミヤマのダイバーとしての勘がペアだと言っています(当てにならないーー)

手前のホタテエソの方が一回り大きく、背びれの前部分が黒かったのでオスメスの違いなのかなとは思ったのですが、どうなんでしょう。

しかしこのホタテエソ、光を当てると綺麗な模様をしているのですが、いかんせん深場の光が無いところでは地味なハゼにしか見えませんね。

ということで「地味」なので、このオスメス論争は永遠に誰も解決してくれないんだろうなぁと諦めています(笑)。

AI解説
ホタテエソ (Pseudotrichonotus altivelis) は、ヒメ目ホタテエソ科に属する小型の魚類です。この科は1属1種のみを含む珍しい分類群で、最大体長は約9センチメートルと小さな魚です。
背びれの条数が33本あり、脂びれを持たないのが特徴的です。分類学的には興味深い魚で、ヒメ目に分類されていますが、ハダカイワシ目の近縁種である可能性も指摘されています。
名前の由来は、体の形状がホタテ貝のような扇形に似ていることから付けられたと考えられます。スキューバダイビングでは、青い海中をふわふわと漂うように泳ぐ姿を観察することができ、その姿は空を飛んでいるかのような印象を与えます。
相模湾をはじめとする日本の温帯域の海域に生息しており、主に中層から深場で見られます。
ダイビング中に出会える機会は比較的少ない魚の一つですが、その独特な形状と泳ぎ方は、海中生物の多様性を実感させてくれる興味深い種といえます。
スポンサーリンク