アンコウウバウオ
撮影日:2010/08/29
撮影ポイント:八丈島
非常に写真だとわかりづらいのですが、中央にいる黒っぽいにょるっとしているのがアンコウウバウオです。左を向いていて頭の部分が白いのがアンコウウバウオの特徴だそうです。
ハシナガウバウオに比べて、ウバウオっぽいフォルムと動きをします。と言いつつ、一般の人がウバウオっぽさをどれだけ認識しているのかが気になってしまいますが。。。
ただこの体調5センチにも満たない小さな個体が非常に撮影しにくく、隠れ上手というよりは、すぐに隠れてしまうという類の魚でして、もの凄いすばしっこい動きですぐに岩の裏とかに隠れてしまいます。
ウバウオって体の腹部分に吸盤が付いていて密着するイメージがあったのですが、密着するどころかスグにピュッピュピュッピュと縦横無人に逃げ回ります。かなり慎重に気配を殺して近づかないと撮れないので、私の腕ではここまで寄るのが精一杯でした。
これ以上寄るとモニターから居なくなってしまうのですが、小さなモニターだと石ころとかと見分けつかないが見た目なので、ガッツリ石ころを撮影してしまっていることも多々あります。
AI解説
アンコウウバウオ(学名:Conidens laticephalus)は、スズキ目ウバウオ科に属する小型の魚類です。頭部と体が著しく縦扁し、頭部の幅が広いアンコウのような体型をしていることから、この名前が付けられました。
千葉県以南の太平洋岸から長崎県、台湾にかけて分布し、浅い岩礁域の転石の下に生息しています。体長は4-5cmほどの小型種で、眼と眼の間には特徴的な灰色の横帯があり、この帯は吻へ向かって三角形に広がることもあります。
ダイバーにとって興味深い特徴は、腹部に前後に二分された吸盤を持っていることです。この吸盤を使って岩に張り付き、素早く動き回ることができます。潮間帯の潮だまりや10m以浅の転石帯で見られますが、動きが速く、転石の下に素早く隠れてしまうため、観察は容易ではありません。
似た種としてツルウバウオがいますが、下顎の感覚管孔の数が異なることで区別できます。また、ホソウバウオとも似ていますが、ホソウバウオは体型がより細長く、下顎感覚管孔がないことで見分けることができます。
体色は黒褐色を基調とし、背部には白い点が散在しています。愛嬌のある正面顔が特徴的で、ダイバーや水中写真家に人気の被写体となっています。
千葉県以南の太平洋岸から長崎県、台湾にかけて分布し、浅い岩礁域の転石の下に生息しています。体長は4-5cmほどの小型種で、眼と眼の間には特徴的な灰色の横帯があり、この帯は吻へ向かって三角形に広がることもあります。
ダイバーにとって興味深い特徴は、腹部に前後に二分された吸盤を持っていることです。この吸盤を使って岩に張り付き、素早く動き回ることができます。潮間帯の潮だまりや10m以浅の転石帯で見られますが、動きが速く、転石の下に素早く隠れてしまうため、観察は容易ではありません。
似た種としてツルウバウオがいますが、下顎の感覚管孔の数が異なることで区別できます。また、ホソウバウオとも似ていますが、ホソウバウオは体型がより細長く、下顎感覚管孔がないことで見分けることができます。
体色は黒褐色を基調とし、背部には白い点が散在しています。愛嬌のある正面顔が特徴的で、ダイバーや水中写真家に人気の被写体となっています。
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