ハシナガウバウオ

ハシナガウバウオ
撮影日:2016/11/16
撮影ポイント:伊豆高知県柏島

前回「イタリア人?」みたいなことを書いていましたが、新幹線にも見えてきますね。
シュっとしているというか(擬音語多いなぁ)

本当は尾ひれまでしっかり真横から撮りたい気持ちがあるのですが、ハシナガウバウオの泳ぎ方ってなかなか独特でクネクネ動くんで(擬音語!2回目!)全身像が撮りにくいんですよね。

しかもだいたいガンガゼの周りで泳いでいるので、海中が底揺れとかしていると撮影している時にガンガゼに刺されそうで怖くて怖くて。なので、あまりしっかりした体制で撮る事もできないので、このあたりが精いっぱいかもしれません。

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ハシナガウバウオ
撮影日:2002/10/13
撮影ポイント:高知県柏島

ウバウオと名うっていますが、第一印象は全然ウバウオじゃないじゃんという感じでした。

ほら、ウバウオって言うと、ゴロタとかの石をひっくり返すといるヒルと魚の中間みたいなのを思い浮かべるじゃないですか。にょるっていう言葉がぴったりな感じの魚を想像するんですが、ハシナガウバウオは地面にはいつくばる事もなく泳ぎますし、体の色もなかなか綺麗です。

人間で言えばイタリア人っていうところでしょうかね。いや、イタリア人がかっこいい人種とかいうのは私にも何の根拠もない偏見なんですけど…(だってレオナルドダヴィンチかっこいいと思わないし…あ、でもダビデ像はかっこいいな…包茎だけど…)

AI解説
ガンガゼのトゲの間に生息する小さな魚ハシナガウバウオは、スズキ目ウバウオ科に属する興味深い魚です。体長は1cm未満と極めて小さく、ガンガゼのトゲの間で生活する特徴的な生態を持っています。
この魚の最も顕著な特徴は、その名前の由来となった長い吻(はし)です。この長い吻を使って、ガンガゼのトゲの間の小さな生物を捕食すると考えられています。スキューバーダイビング中に見つけるのは非常に困難で、ガンガゼのトゲの間を注意深く観察する必要があります。
ダイバーにとって、ハシナガウバウオの観察は特別な経験となります。ガンガゼに近づく際は細心の注意が必要で、トゲに刺されないよう適切な距離を保ちながら観察することが重要です。夜間のダイビングでは、この小さな魚を見つけやすくなることがあります。
稚魚の段階では、他の小型魚類との区別が難しい場合があります。特にケショウハゼやシマオリハゼなどのハゼ科の稚魚と混同されやすいですが、ハシナガウバウオの特徴的な長い吻と、ガンガゼとの共生関係を観察することで識別が可能です。
この魚の生態は、サンゴ礁生態系における共生関係の典型的な例として、海洋生物学者の間でも注目されています。ガンガゼという危険な棘を持つ生物に依存して生活する戦略は、捕食者からの保護と餌の確保という二つの利点をもたらしています。

ウバウオ科南方系

Posted by トミヤマ

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