ヘリゴイシウツボ

ヘリゴイシウツボ
撮影日:2003/07/10
撮影ポイント:マブール

南洋系のウツボですね。特にこれといった特徴もないのですが、見た目的には伊豆にいてもまったく違和感無いと思います。ほら、南洋系というとハナヒゲウツボみたいなやつを想像するじゃないですか、艶やかなヤツを。だってヘリゴイシウツボって地味じゃないですか、色合いとか汚いし。なんか共感持てちゃうわけなんですよ。

・・・待て、共感持っちゃいかんだろ、そんなところで。

AI解説
ヘリゴイシウツボ(Gymnothorax fimbriatus)は、ウナギ目ウツボ科に属する魚類で、インド洋から太平洋域に広く分布しています[1][2]。日本では本州南部の八丈島や高知県柏島、鹿児島県硫黄島、屋久島から沖縄諸島、台湾周辺の海域で見られます[2]。
体の特徴として、脊椎骨数は131-136で、背鰭の起点は鰓孔よりも前方にあります。体色は褐色の地に不明瞭な暗褐色の横帯があり、垂直鰭の縁辺部は白くなっています。生きているときは、頭部が黄色い粘液で覆われているのが特徴的です[2]。
ダイビングで出会う際の注目ポイントとして、頭部の斑紋は成長とともに小さくなっていく特徴があります。本州周辺でよく見られる一般的なウツボ(G. kidako)と似ていますが、臀鰭に明瞭な白色部分がないことと、両顎の頭部側線管孔の周りが白く縁取られていることで見分けることができます[2]。
南日本の沿岸部では極めて一般的な種で、岩礁域やサンゴ礁域に生息しています。特に水深の浅い場所で見かけることが多く、岩の隙間やサンゴの間に潜んでいることが多いです[2]。
なお、本種は以前G. eurostusという学名で知られていましたが、分類学的な研究により現在の学名となっています。体に白色の小斑点があり、口腔内が白いことが特徴的で、これらの特徴は他のウツボ類との識別に役立ちます[2]。
Citations:
[1] https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%83%84%E3%83%9C
[2] https://www.museum.kagoshima-u.ac.jp/staff/motomura/Ioujima_low_res.pdf
[3] https://www.weblio.jp/content/%E3%82%A6%E3%83%84%E3%83%9C
[4] https://kuchinoerabu-jima.org/hiroshima/
[5] https://www.nicedivephuket.com/fish-photo/
[6] https://www.digital-museum.hiroshima-u.ac.jp/~main/index.php?mobileaction=toggle_view_desktop&title=%E3%83%98%E3%83%AA%E3%82%B4%E3%82%A4%E3%82%B7%E3%82%A6%E3%83%84%E3%83%9C
[7] https://repun-app.fish.hokudai.ac.jp/course/view.php?id=420&lang=bn

ウツボ科デカイ,南方系,地味

Posted by トミヤマ

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