ニシキベラ

ニシキベラ
撮影日:2023/07/09
撮影ポイント:伊豆大瀬崎

証拠写真的な、なかなか味のある(いわゆるヘタクソな)写真での紹介です。
証拠写真って言っても、そこかしこに居るので証拠に残すほどなのか?というツッコミも、そこかしこから聞こえてきそうです。

本題のニシキベラの事に言及しますと、この魚を見た第一印象は、緑とオレンジの湘南電車(東海道線)でした。緑はお茶、オレンジはミカンと静岡県を代表する色が付けられたという電車ですが、ニシキベラもそれに倣って静岡県を代表する魚になったのかと思ったものです。(青色は空?ロマンチック)

ちなみに写真で静止画を見たときの印象は心電図でした。オレンジの波々模様が心電図の波形っぽいなと。どうでも良いことを思ったものです。

ニシキベラ
撮影日:2009/06/27
撮影ポイント:伊豆海洋公園

伊豆の浅場では最大勢力を誇っているベラです(伊豆全体ではホンベラには負けますが)。色合い的にはハデハデで、よくよく見ると気持ち悪い色合いなのですが(食欲をを一瞬にして失わさせる色です)、数が少なくてちょっと深場とかであればかなり人気種だったんじゃないかと思います。

でも、はっきり言って誰も見向きもしてません。残念ながら、写真撮っているの自分だけだったような気がします。。。

あと、カメラ派ダイバーに人気がないもう一つの理由としては、じっとしていないってことでしょうか。もう、浅場をビュンビュンビュンビュン、体力の限界を知らない幼稚園生のごとく走り回って(泳ぎ回って)おります。

AI解説
ニシキベラはスズキ目ベラ科に属する魚で、学名は Thalassoma cupido です。主に日本の三重県以南や小笠原諸島周辺の海域に生息しています。インド太平洋地域にも広く分布しています。特に浅いサンゴ礁や岩礁域で活動的に泳ぎ回る姿が観察されます。体色が非常に鮮やかで、青や緑、赤などの色が混ざり合った美しい模様が特徴です。このため、ダイバーにとっては写真撮影の対象としても人気があります。
ニシキベラという名前は、その美しい体色から来ています。錦のように鮮やかな色彩を持つことから「錦倍良」と名付けられました。
ニシキベラのオスとメスは体色に違いがあります。オスは青みが強く、メスは赤みがかっています。ただし、体色の差はそれほど大きくなく、見分けるのが難しい場合もあります。ニシキベラ属には多くの近似種が存在します。例えば、ヤンセンニシキベラやセナスジベラなどが挙げられます。ヤンセンニシキベラは体に白線と黒線があり、上唇が白いのが特徴です。セナスジベラは淡い縦長の三角形の横縞が特徴で、成長するにつれて縞が濃くなります。これらの特徴を覚えておくことで、近似種との見分けがしやすくなります。
ニシキベラはその美しい体色と活動的な性格から、スキューバダイビングでの観察対象として非常に人気があります。オスとメスの体色の違いや近似種との見分け方を知っておくことで、より深く楽しむことができるでしょう。浅場でのダイビングの際には、ぜひニシキベラの美しい姿を観察してみてください。

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Posted by トミヤマ

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