ニシキテグリ

ニシキテグリ
撮影日:2003/07/10
撮影ポイント:マブール

ダイビングを始めて魚図鑑とかにのめりこみ始めた頃から、私の中で3大美魚(サンダイビギョ)というランクの魚がいまして、一匹はキシマハナダイ(未だ見たことなし)、一匹は白いニシキフウライウオ、そして最後の一匹がこのニシキテグリなわけでございまして、私の中でも憧れの中の憧れの魚でした。

なんと言ってもこの自然界ではありえないと思われるド派手力パワー全開の体の色合いが本当にすばらしく、私の心を掴んで話しません。
嫁は一言「気持ち悪い」と言って見向きもしませんでしたが。。。

ニシキテグリ
撮影日:2003/07/10
撮影ポイント:マブール

正面から。この鰭(ヒレ)の紋様だけとってもため息が出てきます。

模様のついた腹鰭(ハラビレ)と、模様は無いけど素晴らしいコバルトブルーの胸鰭(ムナビレ)ニシキテグリはどこから撮っても絵になりますね。

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ニシキテグリ
撮影日:2003/07/10
撮影ポイント:マブール

マブールでは、こんなチビちゃん(体調およそ3cm)も見れます。ちっちゃいヤツはもうそれだけでかわいいのです。
それにしても、子供の頃から派手なんだなぁ。成魚ほどギラギラしてないけど、一般的な魚と比べるとど派手です。

ニシキテグリ
撮影日:2003/07/10
撮影ポイント:マブール

オスの全部の鰭が全開で開いてい、構図としては最高のショット。
ピントが後ろに行っていることを除いては。_| ̄|○

本当にもったいない写真でした・・・

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ニシキテグリ
撮影日:2003/07/10
撮影ポイント:マブール

マブールのあるポイントでは、夕方近くなるとガレ場の一箇所にかなり多くのニシキテグリ達が集い始めます。私的には、一匹見れただけでも大感動なのに、この驚くべき数・・・この写真の中だけでも4匹はいますからね。。

ニシキテグリ産卵
撮影日:2003/07/10
撮影ポイント:マブール

で、 なんでこんなに集うのかと言いますと、産卵活動に入るからでありまして、この写真のようにツガイになって肩を組み上空高く飛び上がって産卵を致すのです。
ああ、なんて感動的なんだろう。色々込めて発狂しそうでした。

AI解説
ニシキテグリは、スズキ目ネズッポ科に属する美しい海水魚で、学名は Synchiropus splendidus または Pterosynchiropus splendidus として知られています。琉球諸島からオーストラリアにかけての太平洋の珊瑚礁帯に生息し、特に内湾性の強い場所で見られます。
この魚の和名「錦手繰」は、その鮮やかな体色を表す「錦」と、底引き網によく掛かることを示す「手繰」に由来します。英名の「Mandarinfish」は、清朝時代の官僚(マンダリン)の華やかな衣装を連想させる体色にちなんでいます。
体長は5-7.5cm程度で、青色や金緑色が混ざった独特の模様を持ちます。特筆すべきは、本種が青色素胞(Cyanopore)という特殊な色素を持つ珍しい生物であることです。
ダイビングで観察する際の特徴的な点として、日中はユビエダハマサンゴの群生地の奥に潜んでいることが多く、主に夕暮れ時に活動的になります。観察に最適な条件は、うねりの少ない時期で、新月に近い暗い夜が理想的です。水深2-6メートルの比較的浅い場所に生息し、サンゴの枝の間をちょこちょこと跳ぶような独特の泳ぎ方をします。
アクアリウムでも人気の高い魚種ですが、餌付けが難しく、生きた餌しか食べない個体も多いため、飼育には注意が必要です。その美しさゆえに観賞魚として人気が高く、地域によっては乱獲の対象となっている問題も指摘されています。

ネズッポ科ペア,人気者,,綺麗系

Posted by トミヤマ

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