ヤマドリ

ヤマドリ
撮影日:2009/06/27
撮影ポイント:伊豆海洋公園

伊豆なら、結構どこにでもホイホイいる魚だと思いますが、私はヤマドリを見つけるたびに
「ヤマドリの♪、和尚さんが♪、まりは蹴りたし♪、まりはなし♪~」
ってついつい歌ってしまいます。(こういうのを世間ではオヤヂギャグと言います)
ですから、続けて3~4匹見つけてしまうと「山寺の和尚さん」の1人輪唱を海の中でやってしまいます。

全然話し変わりますが、ヤマドリの立派な背鰭(せびれ)を開けたところを一度見てみたいんです。噂ではヤマドリの前に置くと威嚇して広げるらしいんですけど、普通鏡持ってダイビングしないよな~。と、これまた1人で愚痴ってます。

ヤマドリ雌
撮影日:2007/09/30
撮影ポイント:伊豆黄金崎

いやに背びれが立派なので、何のネズッポ系の魚かなと色々調べた結果、いやに立派な背びれをもったヤマドリメスでした。変な期待をさせやがってからに・・・。
オスは立派だ立派だと聞いていたのですが、メスも結構立派なのをお持ちなんですね。オス顔負けです。自分含めて。(あらエッチ)

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ヤマドリ
撮影日:2006/09/09
撮影ポイント:伊豆黄金崎

山にもいないし、鳥でもねぇよ。というあがなう事の出来ない矛盾を抱えまくったヤマドリですが、ネズッポの中でもこの荒々しい顔つきと色合いが私は好きです。(秘儀、貶して褒める!)

ただ、写真のコイツは背ビレを広げるでもなく、バリバリ発色するでもなく、しょうもないやつでした。(けど最後は突き放す)

AI解説
ヤマドリ(*Neosynchiropus ijimae*)は、スズキ目ネズッポ亜目に分類される日本の沿岸魚です。北海道から九州までの沿岸浅海域に生息する温帯種で、主に岩礁域の砂底に棲んでいます。
この魚の最大の特徴は、オスの第1背ビレが非常に大きく、その基部に目立つ眼状斑があることです。体長は最大で10cm近くまで成長し、同じタイプのネズッポ類の中では最も大きな種となります。体色は個体によって変化に富み、鮮やかな赤色から褐色まで様々なバリエーションが見られます。全身には細かいブルーのスポットが散りばめられ、オスもメスも目の上に小さな皮弁を持っています。
ダイビング中に見かける際は、海藻の生えた岩礁上にいることが多く、その保護色のおかげで非常に見つけにくい生き物です。主にゴカイや小型甲殻類などの底生小動物を捕食します。
他のネズッポ類との見分け方としては、体サイズが比較的大きいこと、オスの第1背ビレの特徴的な形状と眼状斑、そして全身のブルースポットのパターンが重要な識別ポイントとなります。また、コチ類に似た外見を持ちますが、コチ類とは口の大きさや体表の様子が異なります。

ネズッポ科メス,綺麗系

Posted by トミヤマ

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