オルトマンワラエビ
桃色背景度合いが非常に高いオルトマンワラエビですが、そんな桃色背景の中に見つけてしまうと必ず撮ってしまいます。
そして、この手足の長い被写体を全身を入れて撮影すると、ほぼ構図的に面白くない写真になってしまいます。。。
何がいけないんだろうと思って、画像検索で色々な人のオルトマンワラエビの写真を見てみるのですが、やっぱりどれもパッとするのがないですね。
「正面から撮って腕をワーって上にあげている写真」か「中途半端にボディに寄って足が半分切れちゃっている写真」か「ボディメチャメチャフォーカスの写真」といったところでしょうか。
そんな中衝撃的だった写真が、こちらのとみたやさんの作品。
いや、折り紙にするとキモイわ・・・。(製作者さんすいません。。)
足一本多いし(笑)
海中でこれ見たら、悲鳴上げそうです。
結構な至近距離にオルトマンワラエビが2匹、居着いていました。
オスメスのペアなんですかね?どっちがオスでどっちがメスかもさっぱりわからないですが・・・。
2匹を同時に枠に入れて、構図も併せて、両方ともにピントも併せて・・・って完全に二兎を追う者状態に陥ってしまいました。
2匹ともめっちゃこっちに向かって威嚇してるし、仲良くなって上手に写真に収めるには、まだまだ修行が必要そうです。。
トサカについているオルトマンワラエビを見ると撮影したくなる病にかかってしまっているのですが、綺麗に撮ることができないのが、この病気が難病たる所以(ゆえん)です。
ガッツリ寄って、トサカも入れて、背景を無くして、淡くして、ピントも合わせて・・・最後のがいつもダメです。。。
久しぶりに、岩とかではない綺麗な場所にいるオルトマンワラエビを見つけました。で、今回はどれだけ迫れるかをテーマに撮ってみたのですが、どの角度から撮ってみてもオルトマンワラエビの前足が邪魔してきてしまって、あえなく撃沈しました。
私はこのオルトマンワラエビのことをずっと「ムギワラエビ」と呼んでいましたが、実は違ったそうです。いろんな人のホームページを見ている過程で、ムギワラエビという名の生物(エビ)が別に存在することが判明しまして、オルトマンワラエビが正式な名前だそうです。
全く誰でしょうかね、こんなところに区別つけたヤツ?どっちだっていいじゃん・・・と書きつつ本物のムギワラエビを見つけたら、狂喜するんだろうなぁ。。。
ムギワラエビも見た目上ほとんど同じらしいのですが、足の節目に白い模様が入っていないものをムギワラエビと呼ぶそうです。もちろん今までそんなことに気を配って見てないので、過去に本物のムギワラエビを見てるかどうか分かりませんが、意識し始めてから見るやつは今までのところ全部オルトマンワラエビです。
ところで、この名前を見て「ウルトラマン」を想像しなかった人・・・日本人じゃないでしょ(笑)。(差別?)