ネコザメ

ネコザメ
撮影日:2006/07/29
撮影ポイント:伊豆海洋公園

まだまだチビっこい30センチくらいのヤツですが、伊豆ではこのくらいの大きさのを良く見かけます。
ネコなのかサメなのかと問われればサメである事は間違いないのですが、サメの割には貝類しか食べないとっても大人しいサメです。

でも肉食ではないと言うのは、あくまで学者さんたちが言っているだけで、もしかしたら襲われるかもしれません。ネコザメだけにネコかぶってたりなんかして、はは・・・・。

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ネコザメ
撮影日:2006/07/29
撮影ポイント:伊豆海洋公園

こういったひょうきんな顔の持ち主で動かないヤツは、どうしても顔をドアップで撮りたくなってしまいます。
ネコと言うよりはウルトラマンの怪獣とかに出てきそうです。

AI解説
ネコザメ(学名:*Heterodontus japonicus*)は、ネコザメ目ネコザメ科に属するサメの一種で、日本近海を代表する種です。その名前の由来は、目の上にある猫の耳のような突起からきています。英名では「Japanese Bullhead Shark」と呼ばれ、体型や顔つきがユニークで、スキューバーダイバーにも人気があります。
このサメは主に本州以南の沿岸域に生息し、水深6~37m程度の浅い海底で見られます。特に岩場や藻場を好むため、ダイビング中に観察されることも多いです。夜行性で、昼間は岩陰などで休み、夜になると活発に活動します。最大で全長1.2mほどに成長し、体色は薄褐色に濃褐色の横帯が入る特徴的な模様を持っています。
ネコザメの食性は貝類や甲殻類が中心で、その強靭な顎と臼歯状の後歯を使って硬い殻を砕いて食べます。このため「サザエワリ」という別名もあります。また、卵生であり、スクリュー状の独特な形状の卵を岩の隙間などに産み付けることでも知られています。
スキューバダイビングでは、その丸みを帯びた体型と穏やかな性格から、初心者でも安心して観察できる対象として人気です。他種との見分け方としては、ネコザメには不明瞭な暗色横帯が10本前後ある一方、シマネコザメ(*Heterodontus zebra*)には20本以上の明瞭な横帯がある点が挙げられます。
味については一般的に食用とされることは少なく、その生態や可愛らしい外見からも観賞用として親しまれることが多い魚です。特にダイビング中に出会うと、その愛嬌ある姿が印象的で、多くのダイバーたちを魅了しています。

ネコザメ科デカイ,夜行性

Posted by トミヤマ

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