オニカマス

オニカマス-バラクーダ
撮影日:2003/07/10
撮影ポイント:マブール

和名でオニカマス、通称バラクーダって言われています。一匹一匹が1m級の非常に大きなカマスですが、そいつがこの写真のように壁のように群れることがあります。
それを見たときは、すごい圧巻でした。ダイバーのパーティなんて寂しくらいで、日の光に反射しながら群れがピカピカと光っていました。脂ぎったオヤジのデコに蛍光灯が反射する通勤電車の人の群れピカピカとは全然違います!

そういえば昔♪ギンギラギンに脂ぎる~、脂ぎるオヤジの肌♪って替え歌がありましたよね?(最悪な話の脱線の仕方だな…)

AI解説
オニカマスは、スズキ目カマス科に属する大型の魚で、学名は *Sphyraena barracuda* です[1][2]。名前の「オニ」は動物名では「大きい」という意味を持ち、カマス科最大種として適切な名称とされています[1]。「カマス」は「叺(かます)」という袋状の道具に似て口が大きいことに由来します[1]。
熱帯・亜熱帯の海域に広く分布し、日本では南日本、沖縄、小笠原諸島などで見られます[3]。体長は180cmにも達し、体は銀色で背中側に多数の横帯があるのが特徴です[3]。
ダイビングでは「ジャイアントバラクーダ」と呼ばれることが多く、サンゴ礁域でよく出会える魚です[1]。単独で行動することが多いものの、時には群れを作ることもあります[3]。気性が荒く、人間を襲うこともあるため、ダイビング中は適度な距離を保つことが推奨されます[3]。
幼魚は体側と背部に斑紋があり、全長50cm以下では尾鰭後縁の葉状部が未発達という特徴があります[3]。近縁種のオオカマスとの見分け方としては、オニカマスは体上半部に多数の横帯があり、第2背鰭と臀鰭の最後の軟条が伸長しないことが特徴です[1]。また側線有孔鱗数が75-87枚と、オオカマスの124-134枚に比べて少ないことも識別のポイントとなります[1]。
かつては食用とされていましたが、現在は日本ではシガテラ毒の主要な原因魚として販売が禁止されています[3]。
Citations:
[1] https://scuba-monsters.com/giant_barracuda/
[2] https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%9E%E3%82%B9
[3] https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%83%8B%E3%82%AB%E3%83%9E%E3%82%B9
[4] https://www.kanpira.com/iriomote_museum/scientific_name.htm
[5] https://iga72.xsrv.jp/2019/10/28/oni/
[6] https://www.zukan-bouz.com/syu/%E3%82%AA%E3%83%8B%E3%82%AB%E3%83%9E%E3%82%B9
[7] https://zukan.com/fish/internal484
[8] https://zukan.com/fish/internal34412

カマス科デカイ,人気者,南方系,回遊魚,群れ

Posted by トミヤマ

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