カスザメ

カスザメ
撮影日:2006/10/21
撮影ポイント:伊豆海洋公園

カスザメの全身像です。青かぶってますけど。。。
ついでに砂もかぶってますけど。。。

1.5メートルぐらいでしょうか。結構でかかったですね。ちょうど着底したところで、このあと更にブァッサブァッサと砂を被ってました。

それにしてもどのくらいでここまで大きくなるんでしょうかね。産まれた時は米粒ぐらいだったとは思うのですが。なんにしろ大きい生物は迫力があって好きです。

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撮影日:2021/08/01
撮影ポイント:伊豆海洋公園

本当はもっとブァッサブァッサ動いてほしいところではあるのですが、だいたいこんな感じでたたずんでいることが多い魚です。
サイズ的にも1mないくらいで、カスザメとしてはやや小ぶりな感じでしたが、多分ほっておけば1~2時間はこの体制のままではないでしょうか。

それを粘って動くまで待つこともできず、なんとも地味な動画になってしまいました。

カスザメ
撮影日:2002/08/16
撮影ポイント:伊豆大島

カスザメって…、カスって…。
カスザメの気持ちを代弁すると、
「名づけたあなた、水深200mへ片道旅行してください」
ぐらいの結構かわいそうな名前。だって人間で言えばカス人間ですもんねぇ。何にもしてないのに塀の中みたいな感じです。

まあ、見た目がネムリブカとかジンベエザメに比べ、明らかにジミだから致し方ないことなのかもしれませんが、それにしても一応サメなんだから、もうちょっと威厳を持たしても、ねぇ(オバサンの手つきで)

AI解説
カスザメ(学名:*Squatina japonica*)は、カスザメ目カスザメ科に属するサメの一種で、北西太平洋の浅い砂底で見られます。日本では北海道から九州、沖縄諸島までの沿岸域に分布し、水深20~300m程度の砂底に生息しています。体長は最大で1.5~2mに達し、エイのように平たい体が特徴です。背面には保護色となる暗色の斑点が散らばり、胸ビレと腹ビレが大きく広がります。鰓孔が体側にあることからサメの仲間であるとわかります。
名前の由来は「糟(かす)のような価値のないサメ」という意味で、東京地方でそう呼ばれていたことから付けられました。しかし、その味は非常に良く、特に九州地方では食材として人気があります。白身魚としてクセがなく、湯引きや唐揚げ、煮付けなど様々な料理に利用されます。ゼラチン質が豊富で、特にヒレ部分はコリコリとした食感が楽しめます。
スキューバダイビングでは、カスザメは日中は海底の砂に埋もれてじっとしているため見つけやすいですが、夜になると活発に動き回ります。性格はおとなしく、人を積極的に襲うことはありません。ただし、不用意に触れると噛まれる可能性があるため注意が必要です。
他種との見分け方としては、近縁種であるコロザメと比較すると、カスザメは胸ビレの先端角度が狭く、背面中央には棘の列が並んでいる点が特徴です。また、エイと似ていますが、鰓孔の位置や臀ビレを持たない点で区別できます。
現在、カスザメは乱獲や生息環境の悪化によって個体数が減少しており、IUCN(国際自然保護連合)では絶滅危惧種に指定されています。そのため、保護活動や持続可能な利用が求められています。

カスザメ科デカイ,レア,砂の中,超肉食

Posted by トミヤマ

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