ネムリブカ

ネムリブカ
撮影日:2003/07/09
撮影ポイント:シパダン

昼間は激しくおとなしいサメです。名前の通り寝てるんですね。
一応「ブカ」はフカヒレでも分かるようにサメの意味です。

夜行性ですから、夜になると集団でチョ→すごいハンターになります。何かのテレビで見たのですが、スンゴイ獰猛です。サメって目より鼻がいいみたいで、暗闇の中、弱った魚から流れ出る血に何匹も群がって食いちぎってという光景は地獄絵っぽかったですね。ネムリブカがいるところでナイトダイブはやりたくないです

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ネムリブカ
撮影日:2003/07/10
撮影ポイント:シパダン

とはいっても昼間は人畜無害!真正面からこんなに近くで取ってしまいました。
でも寝てるとは言っても、やっぱり怖かったですよ。たまにピクッとか動きますし。その度にコッチの体もピクッと動きますし…

AI解説
ネムリブカ(学名:*Triaenodon obesus*)は、メジロザメ科ネムリブカ属に属するサメで、インド洋から太平洋の熱帯域に分布しています。最大で約1.6mと小型のサメで、背びれと尾びれの先端が白いことが特徴です。この白い模様が英名「Whitetip reef shark」の由来となっています。主にサンゴ礁や岩礁域に生息し、水深8~40mの浅い海域を好みます。和名の由来は「眠り:この種のサメが日中、集まってじっとしている姿が眠っているように見えること」と「ブカ:昔、サメのことを深いところにいるため「フカ」と呼んでいたこと」の2つの要素から成り立っています。
ネムリブカは、メジロザメ類としては珍しく、泳ぎ続けなくても呼吸が可能です。このため、昼間は岩場やサンゴの隙間で休んでいる姿がよく見られます。夜行性であり、夜になると活発に活動し、小魚や甲殻類などを捕食します。体型は細長く、吻(ふん)は短く幅広い形状をしており、岩の隙間に潜む獲物を捕らえるのに適しています。
スキューバダイビングでは、ネムリブカは非常に親しまれているサメの一種です。比較的小型でおとなしい性格からダイバーにも人気があり、サンゴ礁で頻繁に目撃されます。他の似た種としてツマジロ(*Carcharhinus albimarginatus*)が挙げられますが、ツマジロは体が大きく太い点で区別できます。
ネムリブカはその可愛らしい見た目と穏やかな性格から、多くのダイバーや海洋生物愛好家に愛される存在です。一方で、その生息地であるサンゴ礁環境の保護も重要視されています。

メジロザメ科デカイ,夜行性,群れ,超肉食

Posted by トミヤマ

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