クロサギ
撮影日:2004/10/04
撮影ポイント:伊豆黄金崎
地味と言えばこれほどまでに地味なものは居ないというくらいの、付け入る好きの無いジミな魚です。それは、伊豆でダイビングしていて砂地とかでは結構良く見かける魚のはずなんですが、何年も伊豆で潜ってるダイバー仲間でもコイツの名前まで知っている人はそう居ないって言うほどの無名さ。
そしてそんな魚にも、レンズを向けてしまう自分。なんだか地味さという点で親近感がわいてほっとけなくなってしまうんですよね。
AI解説
クロサギは、スズキ目クロサギ科に属する魚で、学名は「Gerres equulus」です。体長は25cm程度になる中型の魚で、体は側扁して葉のような形をしています[1][3]。
本州・四国・九州の沿岸域、特に内湾や汽水域に生息し、朝鮮半島南部にも分布しています。奄美大島以南の南西諸島には生息せず、そこには近縁種のミナミクロサギが分布しています[3]。
名前の由来は、腹腔膜が黒いことから「黒鷺」と名付けられました。この黒さの理由は実はまだ解明されていません。サヨリのように紫外線から内臓を守るためという説もありますが、クロサギは海底付近を泳ぐため、その説は当てはまらないとされています[6]。
スキューバーダイビング中に見かけることがある魚ですが、特徴的なのは口の形です。餌を探すときに筒状に前下方へ突き出すことができ、砂泥ごと餌を吸い込んで後から砂泥を吐き出します[3]。
幼魚は全長1-5cmほどで、夏から秋にかけて内湾の波打ち際付近で見られます。クロダイやキチヌの稚魚と似ていますが、クロサギの稚魚は体に褐色の雲状紋があり、背鰭の縁が黒く縁取られているのが特徴です。数尾の小さな群れを作り、直線的に泳いでは急停止するという独特の泳ぎ方をします[3]。
近縁種のダイミョウサギとは非常によく似ていますが、背鰭の棘の数で見分けることができます。クロサギは9棘10軟条、ダイミョウサギは10棘9軟条です。また、体高はダイミョウサギの方が高いのも特徴です[3][6]。
Citations:
[1] https://www.zukan-bouz.com/syu/%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%82%B5%E3%82%AE
[2] https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%82%B5%E3%82%AE_(%E9%B3%A5)
[3] https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%82%B5%E3%82%AE_(%E9%AD%9A)
[4] http://www.cec-web.co.jp/column/bird/bird168.html
[5] http://nature1-club.travel.coocan.jp/kurosagi.htm
[6] https://tsurihack.com/9469
[7] https://www.fish-isj.jp/info/j070201_a.html
[8] https://orbis-pictus.jp/article/kurosagi.php
本州・四国・九州の沿岸域、特に内湾や汽水域に生息し、朝鮮半島南部にも分布しています。奄美大島以南の南西諸島には生息せず、そこには近縁種のミナミクロサギが分布しています[3]。
名前の由来は、腹腔膜が黒いことから「黒鷺」と名付けられました。この黒さの理由は実はまだ解明されていません。サヨリのように紫外線から内臓を守るためという説もありますが、クロサギは海底付近を泳ぐため、その説は当てはまらないとされています[6]。
スキューバーダイビング中に見かけることがある魚ですが、特徴的なのは口の形です。餌を探すときに筒状に前下方へ突き出すことができ、砂泥ごと餌を吸い込んで後から砂泥を吐き出します[3]。
幼魚は全長1-5cmほどで、夏から秋にかけて内湾の波打ち際付近で見られます。クロダイやキチヌの稚魚と似ていますが、クロサギの稚魚は体に褐色の雲状紋があり、背鰭の縁が黒く縁取られているのが特徴です。数尾の小さな群れを作り、直線的に泳いでは急停止するという独特の泳ぎ方をします[3]。
近縁種のダイミョウサギとは非常によく似ていますが、背鰭の棘の数で見分けることができます。クロサギは9棘10軟条、ダイミョウサギは10棘9軟条です。また、体高はダイミョウサギの方が高いのも特徴です[3][6]。
Citations:
[1] https://www.zukan-bouz.com/syu/%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%82%B5%E3%82%AE
[2] https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%82%B5%E3%82%AE_(%E9%B3%A5)
[3] https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%82%B5%E3%82%AE_(%E9%AD%9A)
[4] http://www.cec-web.co.jp/column/bird/bird168.html
[5] http://nature1-club.travel.coocan.jp/kurosagi.htm
[6] https://tsurihack.com/9469
[7] https://www.fish-isj.jp/info/j070201_a.html
[8] https://orbis-pictus.jp/article/kurosagi.php
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