コクチフサカサゴ
撮影日:2010/07/10
撮影ポイント:伊豆海洋公園
コクチフサカサゴかフサカサゴ見分け方、第3ラウンド。
先日コクチフサカサゴの方がフサカサゴよりも浅いところに生息しているとのことで、ざっくりは3~40m以深だったらフサカサゴで良いかなとか思っていたところ、この写真の奴が生息していた所は水深約28m!
びみょ~・・・。
ということで、同定の戦いを挑むべく、毒に刺されないか恐る恐る近づき、無駄に顔をドアップにして撮影してみました。
が、陸に上がってきてから写真を拡大してみるにあたり、
うわっ、わかんねぇ~。。。
ということで、まあ、口小さいんじゃね的なノリで乗り切ることにしました。
なんかこうもっとバッていう見分け方ないもんですかね。バッていう。
(お前が曖昧だ!)
撮影日:2008/07/27
撮影ポイント:伊豆井田
コクチフサカサゴとフサカサゴと言う魚がいまして、どちらもかなり似ているのですが、コクチフサカサゴの方が①口が小さい(目玉の位置よりも口の端が前にある)ということと、②体高が低いということだそうです。
今回も例のごとく、①②の特徴両方ともよく分からないので、この写真での種別判定はとても難しいのですが、明らかに①②の条件に当てはまっていないという事で、コクチフサカサゴにしてます。
下の写真と比べると、断然こっちのコクチフサカサゴの方がカサゴっぽい色合いだなと思います。が、それ以外に特筆すべき特徴も無く、書き手泣かせの魚であることは間違いありません。
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撮影日:2008/06/29
撮影ポイント:伊豆井田
ということでこの写真の魚も検証してみましたところ、①は顔の周りのヒダヒダが邪魔でよく分からない。②そもそもの基準がわからない。ということでほとほと参っていたのですが、なんとなく口が小さそうだからとコクチフサカサゴにしました。相変わらずです。
いちいちそんな事のために口の周りをジロジロ見られるコクチフサカサゴの方も良い迷惑でしょうね・・・。
AI解説
コクチフサカサゴ(学名:Scorpaena miostoma)は、スズキ目カサゴ亜目フサカサゴ科フサカサゴ属に分類される魚類です。分布域は房総半島から九州、台湾にかけての南日本、そして朝鮮半島南部に及んでいます。
この魚の名前の「コクチ」は「小口」を意味し、口の後縁が目の後端まで達していないという特徴に由来しています。体は側扁していますが、頭部は縦扁しているのが特徴的です。水深35-45メートルの岩礁域に生息し、全長は15センチメートルほどになります。
ダイバーにとって興味深い特徴として、腹鰭前方に鱗があり、胸鰭腋部には皮弁がないことが挙げられます。また、フサカサゴとの大きな違いは、体が背鰭棘条前方で盛り上がっていないことです。フサカサゴは比較的深場に生息するのに対し、コクチフサカサゴは比較的浅い場所で見られます。
側線上に皮弁が見られる個体もありますが、これは個体差によるものとされています。他種との見分け方としては、口の後縁が目の後端まで達していないかどうかを確認するのが最も確実な方法です。
食用魚としても知られており、味の評価は非常に高く、「非常に美味」と評価されています。沿岸の岩礁域に生息することから、地域の漁業でも重要な魚種となっています。
この魚の名前の「コクチ」は「小口」を意味し、口の後縁が目の後端まで達していないという特徴に由来しています。体は側扁していますが、頭部は縦扁しているのが特徴的です。水深35-45メートルの岩礁域に生息し、全長は15センチメートルほどになります。
ダイバーにとって興味深い特徴として、腹鰭前方に鱗があり、胸鰭腋部には皮弁がないことが挙げられます。また、フサカサゴとの大きな違いは、体が背鰭棘条前方で盛り上がっていないことです。フサカサゴは比較的深場に生息するのに対し、コクチフサカサゴは比較的浅い場所で見られます。
側線上に皮弁が見られる個体もありますが、これは個体差によるものとされています。他種との見分け方としては、口の後縁が目の後端まで達していないかどうかを確認するのが最も確実な方法です。
食用魚としても知られており、味の評価は非常に高く、「非常に美味」と評価されています。沿岸の岩礁域に生息することから、地域の漁業でも重要な魚種となっています。
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