フサカサゴ

フサカサゴ
撮影日:2008/07/27
撮影ポイント:伊豆井田

コクチフサカサゴとの違いは、コクチフサカサゴのところで書いた感じですが、①口が小さい(目玉の位置よりも口の端が前にある)というところで、なんとな~く口の端が目の下くらいまで来ているっぽいので、フサカサゴに分類してみました。が、まったく自信がない感じで。。。

だいたい、カサゴの分類って、採取しやすいからなのか結構僅差のところで分類されているように感じます。A型人間泣かせであると同時に、図鑑マニアにはたまらない種類ですね。。

AI解説
フサカサゴはスズキ目フサカサゴ科に属する魚で、学名は *Scorpaena onaria* です。この魚は温帯から熱帯の海域に広く分布し、日本では本州中部以南の沿岸やや深い岩礁域や砂底に多く見られます。体長は最大30cmほどで、赤みを帯びた体色と頭部に特徴的な皮弁を持ちます。
その名前の由来は、「フサ」が「房」、つまり体表にある皮弁が房のように見えることからきています。また、「カサゴ」はその外見が他のカサゴ類と似ているためです。
スキューバーダイビングでは、フサカサゴは毒を持つ棘を持つため注意が必要ですが、その派手な体色や独特の姿がダイバーに人気です。特に岩礁や砂地に擬態していることが多く、見つける楽しみがあります。他の種との見分け方としては、例えばコクチフサカサゴと比べて口が大きく、背鰭棘条前方で体が盛り上がる点などが挙げられます。
食用としても利用されることがありますが、フサカサゴ科全体として食用種の重要性は低いとされています。味については、一般的に白身魚として淡白で上品な味わいが特徴です。刺身や煮付け、唐揚げなどさまざまな調理法で楽しむことができます。ただし、他のカサゴ類と味の違いを識別するのは難しいとも言われています。
フサカサゴはその独特な外見と生態から観察や食材として興味深い魚種ですが、その毒棘には十分注意しながら接することが求められます。

フサカサゴ科地味,毒持ち,美味しい

Posted by トミヤマ

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