アカハチハゼ
アカハチハゼってせいぜい大きくなっても7～8センチくらいだと思っていたのですが、この写真のアカハチハゼは15～20センチくらいの大きさでした。(水中なので正確にはわからないですが・・・)
ということは今まで見ていたのって幼魚レベルだったのかな。この写真のアカハチハゼはペアでいるので成魚だと思いますし。同性かもしれませんが。まあ、魚って人間ほど性に対しての壁がないですからね。性転換よくするし。
ということで、成魚と幼魚でページ分けようかとも思ったのですが、正直どっからが成魚だって基準が全くわからなかったので、一緒にページのままアップしちゃいます！
おはや、伊豆近辺でも普通に見れる魚になっちゃったアカハチハゼです。
海外や南の島に比べると幾分か色が濃いように見えます。
砂場に住むか、こういった岩場の間に住むかの違いによるのかもですが。
昔はアイ魚ルだったのですが、今は見向きする人も減ってしまった印象なのが悲しいところです。
自然光で撮ると、もう少し色が違うように見えますね。
しかしアカハチハゼって、いつでもペアでいるのがなかなか嫉妬ポイントだったりします。
広大な海の中でペアが見つかることは幸せなことだとは思いますが、ずーっと一緒に動くのは仲が良いにも程があります。
何が、赤くて八なのか良く分かりませんが、まあ名前については毎度のことなんで。。。
このアカハチハゼですが、一応日本にも生息するらしいのですが、私は海外でしか見たことないです。沖縄とかにいるんでしょうね。グアムにはすごく一杯いました。とんがりコーンを指にはめて食べる人と同じくらい一杯いました（我ながらひどい例えだこと・・・）。
しかし、白い魚はグアムくらいの透明度のいい海だと本当に透き通って綺麗に撮れます。
かなりビックリしました。なにがビックリしたかって、↑で「海外でしか見たことがない」と書いた通りで、沖縄あたりにでもいるのかと思えば、ちゃっかり伊豆でも死滅回遊魚として流れてきたことにビックリです。どんだけ幅広く活動してるんですか君は。
まあ、伊豆ではかなりのアイ魚ルになっていました。グアムでは誰も振り向いていませんでしたが。投手で言えば井川・長谷川といったところでしょうか。投手で言わなくても良いと思いますが。。。
スキューバーダイビングの観点から見ると、アカハチハゼはサンゴ礁外縁の砂底に多く、砂を口に含んでエラでこして微生物や藻類を食べるのが特徴です。大きなひれが美しく、群れで泳ぐ様子は水中の景色を華やかにしてくれます。他のハゼ類との見分け方は、体側に青い縦帯が入っていることや、背びれの一部が糸状に伸びている点がポイントです。
食用としては、アカハチハゼは白身で淡白な味わいがありますが、一般的には食用として流通していません。味わいはマハゼに似るものの、身はやや柔らかく、調理しやすいです。ただし、寄生虫のリスクがあるため、食べることはあまり推奨されていません。
アカハチハゼは、海の魅力を知る上で非常に面白い魚種の一つです。