ムスメウシノシタ
撮影日:2008/10/11
撮影ポイント:伊豆黄金崎
この写真のムスメウシノシタは普段いる砂地ではなく砂利地(岩地)を徘徊していたのですぐ目にとまりました。
全長が10センチくらいなのですが、ほんとウシノシタは薄っぺらい感じで、似たような種類のヒラメの仲間やカレイの仲間は眼球も盛り上がっていて多少なりとも肉厚があるのですが(それでも一般的な魚よりは薄いですが)、ウシノシタはたぶんミリ単位の肉厚しかないんじゃないかっていうぐらいペラペラです。
ペラペラ感を出して他の捕食者から「こいつ食っても栄養なさそう」って思われれば自然界では勝ちなような気がしました。私も大概ペラペラですが、人間界では負け組になります。
スポンサーリンク
撮影日:2008/06/29
撮影ポイント:伊豆井田
開口一番にコメントしたいのは、ひどい名前だなぁ・・・と。だって「娘、牛の舌」ですもん。嫌ですよ、自分の娘を牛タン扱いされちゃあ。
とは言え、海の中で見かけると結構気になる存在です。と言うのも、初めは気がついていなくて、視界の端っこのほうで砂地が動いたと思うと、コイツだったりするので、その騙された感が楽しくてついつい見入ってしまいます。
こんな風に、砂地を這い出して、岩の上に乗っちゃうようなことは滅多にないのですが、この写真のムスメウシノシタは好奇心旺盛なのか、かなり自由奔放に動き回っていました。
AI解説
ムスメウシノシタ(Aseraggodes sp.)は、カレイの仲間に属する小型の魚で、体長はわずか5センチメートルほどです。八丈島から相模湾以南の太平洋岸に生息し、山口県の日本海岸や沖縄島の海域にも分布しています。
この魚は浅い海の岩礁地帯に生息しており、ダイバーが観察できる可能性のある水深帯に生息しています。肉食性で、海底に生息する小さな動物を主な餌としています。
最も特徴的なのは、オトメウシノシタによく似た姿をしていますが、体の有眼側(目のある側)に体軸に沿って2~3個の黒色の斑点があることです。この特徴は、スキューバーダイビング中に本種を識別する際の重要な手がかりとなります。
食用としての価値はほとんどありません。これは、体が小さすぎることが主な理由です。また、一般的な食用カレイと比べると数も少なく、漁業対象種としても扱われていません。
ダイビング中に見かけた場合、岩礁の表面にぴったりとくっついているような姿で観察できることが多いでしょう。カメラマンにとっては、その独特の斑点パターンが写真の被写体として魅力的な特徴となっています。生態写真を撮影する際は、底生生物であることを考慮し、真上からだけでなく、可能であれば横からのアングルも試してみると良いでしょう。
この魚は浅い海の岩礁地帯に生息しており、ダイバーが観察できる可能性のある水深帯に生息しています。肉食性で、海底に生息する小さな動物を主な餌としています。
最も特徴的なのは、オトメウシノシタによく似た姿をしていますが、体の有眼側(目のある側)に体軸に沿って2~3個の黒色の斑点があることです。この特徴は、スキューバーダイビング中に本種を識別する際の重要な手がかりとなります。
食用としての価値はほとんどありません。これは、体が小さすぎることが主な理由です。また、一般的な食用カレイと比べると数も少なく、漁業対象種としても扱われていません。
ダイビング中に見かけた場合、岩礁の表面にぴったりとくっついているような姿で観察できることが多いでしょう。カメラマンにとっては、その独特の斑点パターンが写真の被写体として魅力的な特徴となっています。生態写真を撮影する際は、底生生物であることを考慮し、真上からだけでなく、可能であれば横からのアングルも試してみると良いでしょう。
スポンサーリンク