イソギンチャクエビ
前回撮影したイソギンチャクエビもそうですが、その名前の元ともなっているイソギンチャクとの共生のお陰で、バチっと全身隠れることなく撮影することが困難なんですよね。。
この時なんかは、うまく外におびき寄せたなと思った刹那、海底の底揺れでイソギンチャクが反り返ってしまって微妙に腕が隠れる始末で。。
まあ、その前にピントが甘々なんですけどね。
でもこれ以上寄ると、またイソギンチャク林の中に隠れて行ってしまいますから、この絶妙な距離でピントを合わせに行くというのは、全く波が無い陸のような所じゃないと至難の業ですね。
・・・そっか陸で撮れば良いんだ!(コラコラ)
唯一全身がイソギンチャクに隠れずに写せたカットがこの角度(笑)
カメラダイバー界が広しと言えども、ケツから撮るやつは自分くらいだろうなぁ。
何の面白味もないですからね。ハサミとか隠れちゃってるし。。
イソギンチャクには隠れてないけど、体で大事な部分隠れちゃってるという本末転倒っぷりでございます。
イソギンチャクに住み着いているエビだからこの名前。他にもイソギンチャクに住んでいるエビは居るのですが、イソギンチャクエビが最も先に命名されたのでしょうか?これでもかってぐらい王道の名前を頂いてしまってます。
まあ、とは言いましても、イソギンチャクは何も免疫がない生物が触れると危ないですので、このエビはそういった外的から身を守ってもらえてます。逆にイソギンチャクエビはイソギンチャクに巣食う寄生虫とかを食べているのでしょうか、共生がなされていると思います。
でもそれとは別にして、こうやってイソギンチャクに包まれてるのって暖かそうで気持ちいいのだろうなぁと、真冬の朝に暖かい毛布の中で包まっている自分とシンクロしてしまいます。でもエビとシンクロはしたくないです。
ちなみに、一部ではイソギンチャクエビのことをイソギンチャクカクレエビって言うこともあるそうですが、一緒なんだそうで。正式名称はイソギンチャクエビなんだそうです。