ハリセンボン
撮影日:2002/10/13
撮影ポイント:高知県柏島
かなりの多くの人に知られている魚のひとつだと思います。そして、その姿を名前のごとく常に上の写真のような状態であると思われています。ぷッくりと膨れて、ハリが毛ばだち、そして挙句の果てにハリを飛ばして攻撃して来るとさえ思っている人も少なくないのではないでしょうか。そんな人には言ってあげましょう
「あなたゲームのやりすぎ!」 と。<私のことです
簡単に解説しますとハリセンボンがこのような姿をするのは、思いっきり警戒心を出している時だけです。つまりこの姿を見ているということは、ハリセンボンに半端ないストレスを与えていることに他なりません。言うなればこの姿はランナーが塁に出たときのガルベス(元読売巨人軍投手)といったところでしょうか。(わかるかな~この例え)
そのことを知ってて、この写真を撮っているお前は、なんてヤツなんだ!という突っ込みはやめてね。
撮影日:2002/10/13
撮影ポイント:高知県柏島
思ったよりも、横から見ると丸くないんだなぁという感想です。。
いろんな店で、よくハリセンボンの剥製(はくせい)がありますが(もちろん毛バだったヤツ)、それに触ると、結構このハリ痛いです。素手でキャッチボールは無理ですね。
撮影日:2002/10/13
撮影ポイント:高知県柏島
針を開いていない時はこんな感じです。目がクリッとしてて可愛いですね。
でもハリセンボンは針出してナンボだろと思ってしまいます。いかんいかん。
AI解説
ハリセンボン(針千本)は、フグ目・ハリセンボン科に分類される魚で、学名はDiodon holocanthusです。世界中の熱帯から温帯の海域に広く分布しており、日本では津軽海峡以南の日本海沿岸や房総半島以南の太平洋岸、琉球列島などで見られます。は浅い海の岩礁やサンゴ礁、砂底に生息しており、ダイバーにとっては比較的見つけやすい魚です。胸びれ、尻びれ、背びれをパタパタと羽ばたかせながらゆっくりと泳ぐ姿は、ダイバーにとって癒しの存在となります。
名前の由来は、その体表に多数の棘があることから「針千本」と名付けられましたが、実際の針の数は約300~400本程度です。この棘は普段は寝ており、外敵に襲われると水や空気を吸い込んで体を膨らませ、棘を直立させて身を守ります。
一般的には食用としての知名度は低いですが、沖縄などでは「アバサー」と呼ばれ、家庭料理の重要な食材として扱われています。鍋料理、味噌汁、唐揚げ、刺身などに利用されることがあります。
近似種との見分け方としては、ハリセンボンの体色は薄茶から淡褐色で、小黒斑が多数散らばっています。イシガキフグなどの近縁種は、棘が短く膨らんでも棘が立たない点で区別できます。
ハリセンボンはそのユニークな外見と防御機能で、多くのダイバーや魚愛好家に愛されています。次回のダイビングで見かけたら、ぜひその愛らしい姿を観察してみてください。
名前の由来は、その体表に多数の棘があることから「針千本」と名付けられましたが、実際の針の数は約300~400本程度です。この棘は普段は寝ており、外敵に襲われると水や空気を吸い込んで体を膨らませ、棘を直立させて身を守ります。
一般的には食用としての知名度は低いですが、沖縄などでは「アバサー」と呼ばれ、家庭料理の重要な食材として扱われています。鍋料理、味噌汁、唐揚げ、刺身などに利用されることがあります。
近似種との見分け方としては、ハリセンボンの体色は薄茶から淡褐色で、小黒斑が多数散らばっています。イシガキフグなどの近縁種は、棘が短く膨らんでも棘が立たない点で区別できます。
ハリセンボンはそのユニークな外見と防御機能で、多くのダイバーや魚愛好家に愛されています。次回のダイビングで見かけたら、ぜひその愛らしい姿を観察してみてください。
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