フタスジタマガシラ(幼魚)

フタスジタマガシラ幼魚
撮影日:2016/11/16
撮影ポイント:伊豆高知県柏島

全然フタスジではないのですが、これが成魚になるにつれてウニョニョニョニョ~~~っとメタモルフォーゼしまして、なんとあら不思議フタスジになるのですねぇ。

この移り変わりの仕方はまさしくウニョニョニョニョ~~~という表現がぴったり。もうほんとビックリですよ。もうビックリしちゃって耳がこんなになっty・・・・・・

でも個人的にそのウニョニョニョ~~~っとメタモルフォーゼしている途中の時期を見たことが無いです。思春期の恥ずかしい時期だから、どこか岩陰で密かにメタモルっているんですかね。

フタスジタマガシラ幼魚
撮影日:2023/10/15
撮影ポイント:伊豆黄金崎

伊豆にもフタスジタマガシラの幼魚が流れてきました。恐らく成魚になる前に死滅してしまうとは思いますが、伊豆でも見ることできるんだよ~という事を言うために追加しておきます。
それにしても伊豆ではこの黄色はかなり目立ちますね。死滅する前に食べられてしまわないか心配です。。
↑の柏島で撮影したものの方が綺麗に撮れているのでトップは変えない感じで。

AI解説
フタスジタマガシラは、スズキ目イトヨリダイ科に属する魚で、学名は Scolopsis bilineata です。英名では「Two-lined monocle bream」と呼ばれます。太平洋からインド洋にかけての熱帯・温帯の海域に広く分布しています。日本では駿河湾以南の太平洋岸や琉球列島で見られます。比較的浅い珊瑚礁域や岩礁域で見られることが多いです。水深25メートル以浅の場所に生息し、単独またはペアで行動します。幼魚は特に色鮮やかで、黄色い線が目立ち、観察や撮影がしやすい魚です。
フタスジタマガシラの名前は、体側にある二本の赤い線に由来しています。「タマガシラ」の語源は不明ですが、全体的な特徴を表しています。
幼魚と成魚の違いは、主に体の模様と色にあります。幼魚は鮮やかな黄色い線が目立ちますが、成魚になると線がやや薄くなり、全体的に色が落ち着いたトーンになります。また、幼魚はバテシアン擬態を行い、毒を持つ他の魚に似せることで捕食者から身を守ります。
フタスジタマガシラは、眼の上に走る二本の黄色い線が特徴的です。この線は上唇から眼、背鰭にかけて続きます。近似種であるイトヨリダイ科の他の魚と区別するためには、この二本の線と体側の黒い筋を確認することが重要です。また、背鰭の前方が黄色、後方が黒色である点も見分けるポイントです。
フタスジタマガシラは、その鮮やかな模様と色彩でダイバーに人気の魚です。幼魚の時期は特に観察しやすく、浅い珊瑚礁域で見つけることができます。成魚になると色が落ち着きますが、独特の模様は変わらず、近似種との見分けも容易です。スキューバーダイビングの際には、ぜひこの美しい魚を探してみてください。

イトヨリダイ科地味,死滅回遊魚,綺麗系

Posted by トミヤマ

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