フタスジタマガシラ

フタスジタマガシラ
撮影日:2024/06/25
撮影ポイント:西表島

カメラの性能が上がったおかげで模様の部分がわかりやすくなりました。
縦じまが後ろ側からウニョニョニョニョ~~~と変化してフタスジにメタモルフォーゼする過程が良く分かるかと。
ただし、目玉のぎょろぎょろ加減は大人になっても変わらないんですね。

水晶玉みたい。

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フタスジタマガシラ
撮影日:2002/10/13
撮影ポイント:高知県柏島

アップロードするのにもちょっと躊躇してしまうようなひどい画像ですが、フタスジタマガシラの幼魚をアップロードしてしまった手前、その話の流れで、仕方なく、仕方なく(2回言った)20年以上の前の写真をあさってきてアップしますよ。

幼魚のページを見てから、この成魚の写真を見てほしいのですが、わかりますかね?縦じまが後ろ側からウニョニョニョニョ~~~と変化して、な、な、なんとフタスジに!!!

ふっふっふ。って私が威張る筋合いは無いんですけどね。

AI解説
フタスジタマガシラは、スズキ目イトヨリダイ科ヨコシマタマガシラ属に分類される海水魚で、学名は *Scolopsis bilineata* です。体長は20cm前後、最大で30cmほどに成長します。分布は広く、駿河湾以南の太平洋岸、屋久島、琉球列島、台湾、東南アジア、ニューカレドニア、フィジーなど、東インド洋から西太平洋の熱帯・温帯域に生息しています。
名前の由来は、体側に赤や黄色の二本線があることから「フタスジ(二筋)」、タマガシラは頭部の形に由来するとされますが、詳細な語源は不明です。成魚の特徴としては、白い体色に背鰭が黄色、背鰭後半部から目の下にかけて2本の茶色や黄色の帯が走ることが挙げられます。この2本の帯が他種と見分ける際の大きなポイントで、背鰭の前方が黄色、後方が黒色になるのも特徴的です。
スキューバーダイビングの観点では、浅いサンゴ礁や岩礁域の水深25m以浅に単独または小さな群れで生息し、比較的警戒心が薄いため、近づいても逃げにくく撮影しやすい魚です。幼魚は鮮やかな黄色い線が目立ちますが、成魚になると色が落ち着き、模様もやや薄くなります。
他のイトヨリダイ科との見分け方は、成魚の体側に明瞭な2本の帯があるかどうか、背鰭の色分け、体型の側扁具合などがポイントです。
食味については、沖縄などでは一般的に食用とされており、市場価値は高くありませんが、身質はイトヨリダイに似てクセのない上質な白身で、バター焼きや塩焼きにすると美味です。皮がやや厚めで、熱を通しても硬く締まりにくいのが特徴です。
ダイバーや釣り人、水族館でも人気のある魚で、見た目の美しさと味の良さから、幅広く親しまれています。

イトヨリダイ科南方系

Posted by トミヤマ

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