ウメイロモドキ(幼魚)

ウメイロモドキ幼魚
撮影日:2023/10/15
撮影ポイント:伊豆黄金崎

たまたま覗いた、伊豆黄金崎の大岩の下にはなんとパラダイスが!
そこにはソラスズメダイを10倍くらい美しくしたようなウメイロモドキの子供たちがいっぱい群れていました。
岩の下と言うだけあって砂が舞に舞っていたので、この写真のようにオーブがいっぱいになってしまっているのが悔やまれるところです・・・

少し外海に出たときとかでウメイロモドキの成魚はみたことがあるんですが、幼魚がこんなところにひっそりいたのはビックリですね。幼魚も活発に泳ぎ回っているものかと。
ちなみに、この子たちを見たときは綺麗だなと思ってみたものの、これがウメイロモドキの幼魚と言う事は皆目見当ついていませんでした。

しかし、ウメイロモドキってタカサゴ科なんですね。モドキではない、theウメイロフエダイ科なんですよ。ぜんぜんモドいてないじゃんw

AI解説
ウメイロモドキ(学名: Caesio teres)は、スズキ目タカサゴ科に属する美しい海水魚です。その名前の由来は、ウメイロに似ていることから「モドキ」と付けられました。ウメイロモドキは、相模湾以南の太平洋岸、琉球列島、小笠原諸島、台湾、インド-太平洋域に広く分布していますが、ハワイ諸島では見られません。
ウメイロモドキの幼魚は、特に美しい色彩を持っています。青い体色に背中が黄色という南方種特有の鮮やかな色合いが特徴的です。幼魚は成魚に比べて体色がより鮮やかで、光の当たり具合によって虹色に輝くメタリックな美しさを持っています。幼魚は通常、浅い砂地のサンゴ礁や岩礁域に群れで生息しており、スズメダイなどと一緒にいることが多いです。成魚になると、体色はやや落ち着き、全体的に青色が強くなります。成魚の特徴としては、胸鰭の付け根に黒い斑点があることが挙げられます。また、成魚は幼魚よりも大きくなり、最大で35cmほどに成長します。
ウメイロモドキに似た魚として、ユメウメイロ、ウメイロ、イエローバックフュージラーが挙げられます。ユメウメイロはウメイロモドキよりも体高が高く、背部の黄色の広がりが異なります。ウメイロは背部の黄色が多く、ウメイロモドキよりも深い場所に生息することが多いです。イエローバックフュージラーは、モルディブなどで見られ、背中の黄色い部分が多いのが特徴です。
スキューバーダイビングをする際、ウメイロモドキの群れに出会うと、その鮮やかな色彩が水中で一層映え、ダイバーにとっては感動的な瞬間となります。特に透明度の高い水域では、その美しさが際立ちます。ウメイロモドキはあまり人に近づかないため、観察するには少し距離を保つ必要がありますが、その分、自然な姿を楽しむことができます。
ウメイロモドキの幼魚は、その美しさと生態の興味深さから、ダイバーにとって特別な存在です。次回のダイビングで見かけたら、ぜひその美しい姿をじっくりと観察してみてください。

タカサゴ科南方系,死滅回遊魚,綺麗系

Posted by トミヤマ

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