ボラ

ボラ
撮影日:2002/11/02
撮影ポイント:伊豆大瀬崎

いわゆる出世魚でして、順にオボコイナッコスパシリイナボラトドに変わるそうです。
この呼び方は地方で異なるそうですが、イナ→ボラ→トドはだいたいどこも同じようで。

なにはともあれ、ボラって成長すると海馬(とど)になるんだ~!ビックリです。
魚類が哺乳類になるなんて世の中不思議なことが多いもんだ。
その不思議さに比べれば、この写真がぼやけて見えるのなんて不思議でもなんでもないと思うんですけど。。。
注)哺乳委のトドにはなりません。

AI解説
ダイビングをしていると時々出会うボラ(学名:Mugil cephalus cephalus Linnaeus)は、ボラ目ボラ科に属する魚で、世界中の熱帯から温帯の海に広く分布しています[1][2]。
日本では北海道以南の各地で見られ、特に河口や内湾の汽水域に多く生息しています。体長は90cm以上にも達する大型の魚で、体は細長く、背中側が青灰色、腹側が銀白色をしているのが特徴です[2]。
ボラという名前の由来については、角笛に似ていることから中国語の「はら」が転じたという説や、「太腹(ほばら)」が転じたという説があります[3]。興味深いことに、成長段階によって呼び名が変わる出世魚としても知られており、関東では小さい順にオボコ、イナッコ、スバシリ、イナ、ボラ、トドと呼ばれます[2][5]。
ダイバーとして特に注目したい特徴は、目の周りに発達した脂瞼(しけん)という脂肪の膜です。これは近縁種のメナダとの重要な見分けポイントとなります[1]。また、体側には5~6本の暗色の縦筋があり、側線がないのも特徴的です[3]。
水中では群れで泳ぐことが多く、特に夕方になると水面近くに集まってジャンプする姿がよく見られます。この行動の理由については、周囲の物音に驚いたり、寄生虫を落とすためなど、諸説あるものの、まだ完全には解明されていません[2]。
ダイビング中に出会う機会が多い魚ですが、警戒心が強く、近づくと素早く逃げてしまいます。特に幼魚は大群で行動することが多く、時には川を埋め尽くすほどの数になることもあります[2]。
Citations:
[1] https://www.ifarc.metro.tokyo.lg.jp/archive/27,949,55,226.html
[2] https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9C%E3%83%A9
[3] https://www.zukan-bouz.com/syu/%E3%83%9C%E3%83%A9
[4] https://hachimenroppi.com/wiki/details/bora/
[5] https://turidoco.com/articles/39
[6] https://umipos.com/koshien/blog_2023/report_kindaifukuyama2023_20231003_556/
[7] https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%82%AC%E3%82%AD%E3%83%9C%E3%83%A9

ボラ科よく見る,群れ

Posted by トミヤマ

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