トウシマコケギンポ
コケギンポの見分け方をアップしまして、頭頂部に角があるのでトウシマコケギンポだと思います。(・・・見分け方作ったけど自信なし)
それにしても目が血走ってますね。魚にも寝不足とかあるのでしょうか。
ど真正面からのトウシマコケギンポの写真です。たらこ唇にうっすらと歯が生えているところに哀愁を感じます。これぞ穴から顔出しにらめっこの真骨頂かと思います。
真正面から見るとトウシマコケギンポというより、マンガに出てくる半漁人みたいです(笑)。この写真に身体を落書きしたくなる衝動に駆られます。
しかし、生涯まだ一度もトウシマコケギンポのボディを見たことがないですね。。。
ちょっとえげつなくドギツイ色のトウシマコケギンポですが、注目点は、この目のところ。ガラス玉みたいな半球状の膜に覆われているんですかね。ガチャガチャのカプセルを髣髴(ほうふつ)とさせてくれます。
トウシマコケギンポの名前は、初めて見つかった和歌山県の豊島から来ているのだとかで、コケギンポとの違いは、頭のフサフサ度合いが短くて少ないことで見分けがつきます。
頭の毛の少なさについて少し親近感を持った次第です。。。
よくよく探していたら、もっとましな写真がありました。それも同じ場所で同じ日に撮影した別固体。
コッチを最初に掲載するべきだった。。。
なんていうかもう運命が私とピンボケ写真を結び付けているとしか思えない。「ビビビッ」てヤツですかね。(古い?)
なんか目がトローンとしていてぼやけてて、普段でも情けない顔なのにより一層ひ弱そうに見えて滑稽(こっけい)です。
これぞピンボケのなせる技
いや~自分で書いてて、なかなかトウシマコケギンポの顔並に情けないのですが、ピンボケも極めればある種の芸術になるのではないかと最近思うようになってきたんです。
『21世紀初頭におこったピンボケニズム。その創始者「トミヤマ莫山」の写真今ここに!』みたいな感じで。名のある評論家達が「あえて焦点をずらし、ここにボケを入れることに、なかなか風流がある」みたいにこぞって批評してくれて。・・・夢は膨らむばかりです。
もう末期症状でしょうか(笑)