カエルアンコウ

ホンダワラのカエルアンコウ
撮影日:2021/06/06
撮影ポイント:伊豆大瀬崎

エントリーロープ下のホンダワラ海藻の中にいたカエルアンコウです。
ホンダワラとか海藻の中に擬態するカエルアンコウって、ハナオコゼとかかなって思いますが、残念ながら?ザ・カエルアンコウでした。しかもそこそこの10cmくらいの大きさで、よほど気に入ったんでしょうかね。

確かに、岩場にいるよりはエビとかのエサになりえる極小生物がたくさんいそうな気がするので良いかもしれませんが、カエルアンコウっていったら岩場な感じがします

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カエルアンコウ
撮影日:2017/11/25
撮影ポイント:伊豆海洋公園

カエルアンコウの見分け方というページを作って以来、カエルアンコウを見るたびに、
「クマドってはいない」「眼状紋@はない」「背びれは・・・あ、ギザギザだ」「これはザ・カエルアンコウだ」
みたいな指先点検みたいな作業が習慣化してしまいました。。

どこの工場長だって話ですよね。

同定に夢中になるのではなく、昔の宝探しのような童心に戻りたいものです。

カエルアンコウ
撮影日:2008/06/29
撮影ポイント:伊豆井田

真っ黒のカエルアンコウは初めて見ました。まあ、真っ黒は撮りにくいですね。目もドコにあるかわからないですし。
頭の上の砂利をどうにかしたかったですが、手であおぐと吹っ飛んでいきそうですし、かといってレギュを外して口で吹くのも難しいですし(変態の域です)、どうしたらいいものか。。。

⇒カメラ用のホコリ取りに使うイチジク浣腸みたいなヤツを使うと結構いいらしいです。

黒カエルアンコウ
撮影日:2008/06/29
撮影ポイント: 伊豆井田

ピン甘ですが、ヒレを全快で歩行する姿は、なんとも面白おかしく、古典風にいうといとおかしというかんじです。

これでピントが合えば、文句ないんだけどなぁ。

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カエルアンコウ
撮影日:2001/10/07
撮影ポイント: 高知県柏島

正面からの写真です。おそらく元祖カエルアンコウと想われます。なぜか?・・・・・・ガイドが言ってたからです、ハイ

まぁ~しっかし、ほんとよくよく見るとブサイクな面(ツラ)ですね。目が離れてて、しゃくれあごでゴツゴツの岩のような顔。よく、不細工なものに対して「オコゼのような~」という表現をします。しかし、この言い回しは世間でよく使われているので、面と向かって人間に対しては言えませんよね。
そこで、ダイバーだけに伝わる裏言葉「カエアンのような~」。
例  「う~ん、君ちょっとカエアンちっくだね」
例2 「あ~、カエアン入ってる入ってる!」
例3 「2カエアンってとこかな?」

・・・ひどい事言うやつもいるもんですね。

ベニカエルアンコウ
撮影日:2002/05/26
撮影ポイント: 伊豆海洋公園

カエルアンコウは、伊豆海洋公園にいたヤツです。図鑑をもってしてもあまりはっきり同定できてませんが、消去法で普通のカエルアンコウという結論に至りました。「どう消去していったの?」とかあまり突っ込んだ疑問はもたないように。
ところで私の愛して止まない「日本の海水魚」という図鑑によるとカエルアンコウは「沿岸の水深219m以浅の砂底に生息する」とあります。
ここで一つ疑問・・・
何 「219m」 って?
「水深だよ」って事じゃなくて、この微妙な数値のこと!人間がペリツアーリとかが記録を作っているようにカエルアンコウにも記録会があるのだろうか?
カエルアンコウ新記録が出ました!ピエールが219mですぅぅ!」

とか解説するのかな(笑)

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カエルアンコウ
撮影日:2002/10/13
撮影ポイント: 高知県柏島

僕のみた事のあるカエルアンコウというのは、どれも岩のくぼみにいた奴なので、外見も岩肌のようだったのですが、擬態の名人として、やはり海藻の中に入るとこのカエルアンコウのように毛むくじゃらのモジャモジャになるんですね・・・。

一瞬、別のものかと思ってちょっとはしゃいでしまいましたよ。。。ケザリウオ・・・ぷっ。(昔はイザリウオと言う名前だったもので)

カエルアンコウ
撮影日:2003/07/10
撮影ポイント: マブール

伊豆ではホントぢみ~な色合いのやつしか見かけませんが、海外に行くと、こんな真っ赤なヤツまでいるから驚きです。真っ赤って擬態にも何にもなってないじゃん(笑)。

AI解説
カエルアンコウ(学名:Antennarius striatus)は、アンコウ目カエルアンコウ科に属する魚類です。かつては「イザリウオ」という和名でしたが、2007年に差別的表現を避けるため現在の名称に改められました。
体長は15-16cm程度の中型種で、体は卵形をしており、体表には小さな突起が並んでざらざらとしています。最も特徴的なのは、吻上棘の先端にある細長い円筒状の皮弁で、これが2-7本に分岐しており、この部分を使って餌となる小魚や甲殻類を誘い寄せます。
分布域は広く、南日本から東部太平洋を除く世界中の温帯・熱帯域に生息しています。具体的には、北海道から九州沿岸の日本海・東シナ海、宮城県から九州南岸の太平洋沿岸、伊豆諸島、小笠原諸島、瀬戸内海、奄美大島まで広がっています。水深は主に20m以浅の砂底に多く見られますが、219mの深場での記録もあります。
体色や模様の変異が著しく、黄色や茶色など様々なカラーバリエーションが存在します。また、胸鰭と腹鰭を巧みに使って海底を「歩く」という特異な行動も観察でき、水族館でもよく飼育されている魚種です。
産卵期は6-7月で、卵はゼラチン質の帯状の中に産み出されます[3]。カエルアンコウ属の魚類は色彩の変異が著しく、同定が困難な場合もありますが、日本国内では12種が有効種として報告されています。
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