カエルアンコウの見分け方

 

隠れ上手で、宝物探し的な感覚で見つけるダイバーも少なくない人気魚種のカエルアンコウはtheカエルアンコウをはじめ15種類以上いるらしいのですが、ダイビングでまあまあ見かける種としては、このページで紹介する8種類くらいで十分楽しめるんじゃないかと思います。

自身の後学のためにもメモとして、いつものごとくトミヤマの独断と偏見でカエルアンコウの見分け方をまとめてみました。
なお私は関東以南の海で普通にレジャーとして楽しむ一般的なリーマンダイバーですので、ココに書く見分け方は学術的なものとはちょっと異なり、海の中で「ああ、これはたぶん○○カエルアンコウだな」程度のゆる~い同定の方法しか書いてませんので確定できるものでは無いです。

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まず、誤解が無いように一応名称の確認だけ。
カエルアンコウの見分け方
ざっくり共通部分を表すとこんな感じの形で、ここでは↑の画像の名称認識で見分け方を説明していきます。
学術的にエスカ(疑似餌)部分って背びれの一番前って解釈なんですね・・・。

カエルアンコウ

特徴
背びれがギザギザで、背びれの近くに眼状紋が無ければtheカエルアンコウです。
色はかなりバライティに飛んでいます。

クマドリカエルアンコウ

特徴
白赤・黒オレンジ・黄色赤など色パターンがありますが、一番の特徴としては各ヒレが別色でフチドリされていることです。

イロカエルアンコウ

特徴
消去法で、残ったらイロカエルアンコウですw
小さいオオモンカエルアンコウとの区別が難解ですが、第2第3背びれ棘が薄いのと、第2背びれ棘が前方向に生えているというところで何とか見分けがつきます。

ベニカエルアンコウ

特徴
背びれの下に眼状紋があればだいたいベニカエルアンコウです。
眼状紋が無いベニカエルアンコウもいるようなのですが、そん時はイロカエルアンコウって言っておけば誰も気にしません。

オオモンカエルアンコウ

特徴
消去法で30センチ以上だったらオオモンカエルアンコウです。小さい時のイロカエルアンコウとの違いは↑の通り、第2第3背びれ棘の厚さと第2背びれ棘が後に反り返っている感じが見分けポイントです。

ソウシカエルアンコウ

特徴
背びれがギザギザなところはtheカエルアンコウと一緒ですが、背びれの近くに眼状紋があればソウシカエルアンコウです。
あと30センチ以上に大きくなり、色もシマシマ模様など様々です。

ウルマカエルアンコウ

特徴
尻びれと背びれ・腹びれがつながっていればウルマカエルアンコウです。
こいつも30センチ以上の大型種になります。

ヒメヒラタカエルアンコウ

特徴
第2第3背びれ棘と背びれが一つなぎで繋がっているのがヒメヒラタカエルアンコウの特徴です。
前から見るとかなりヒラヒラの薄い感じです。
 
以上カエルアンコウの見分け方でした。