ウルマカエルアンコウ

ウルマカエルアンコウ
撮影日:2001/07/21
撮影ポイント:和歌山県田辺

大きさ約30cmくらいでしょうか。例えるならサッカーボール?日本でこんなに大きなカエルアンコウを見た事はなかったです。
ただやっぱりそこはカエルアンコウ。相変わらずドンクサイ。ほとんど動かないし、歩かせようとしてちょっと煽(あお)ってみると、面倒くさそうにノソノソと2,3歩前進します
そのノソノソっぷりが、またかわいいのですが・・・。

大きいだけに、まるでやる気のない赤ん坊のようで、僕は衝動を抑えられず、ちょっとじゃれてしまいました。反省。。。

AI解説
ウルマカエルアンコウ(学名: Antennatus coccineus)は、アンコウ目カエルアンコウ科カエルアンコウモドキ属に属する魚です。この種はインド洋、紅海、中・西部太平洋の珊瑚礁域に生息し、水深75m以浅で見られます。
ウルマカエルアンコウは、その独特な外見と行動でダイバーに人気があります。体色は非常に変化に富み、赤、黄、茶、黒などさまざまな色を持つことができます。特に、エスカ(擬餌)が白いことが特徴で、これにより近似種であるベニカエルアンコウと区別することができます。また、尻びれと背びれ・腹びれがつながっていることもウルマカエルアンコウの特徴です。
スキューバーダイビングの観点から見ると、ウルマカエルアンコウはその「ぶさかわ」な見た目とユニークな行動でダイバーを魅了します。泳ぎが下手なため、胸びれと腹びれを使って海底を歩くように移動する姿は非常に愛らしいです。また、擬餌を使って小魚や甲殻類を捕食する様子は、観察する価値があります。
近似種との見分け方については、ウルマカエルアンコウのエスカの色やひれのつながり具合が重要なポイントです。特に、エスカが白いことがベニカエルアンコウとの大きな違いです。また、体色の変化が著しいため、色だけでの識別は難しいことが多いです。
ウルマカエルアンコウは、そのユニークな生態と見た目で、ダイバーにとって魅力的な観察対象です。次回のダイビングでは、ぜひこの「ぶさかわ」なハンターを探してみてください。
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