ガラパゴスザメ

ガラパゴスザメ
撮影日:2016/10/28
撮影ポイント:八丈島

伊豆八丈島の名物ポイント「ナズマド」。
この日私たちの狙いはニタリだったんです。

ゆうてもダイビングで見れるサメの種類なんてたかが知れているので、見たらだいたいわかるつもりだったんですが、暗がりの中からゆっくり出てきたシルエットを見て、初め「ニタリキター!」と思ったのですが、尻尾が長くない。。。

メジロザメかな~と思っていたんですが、陸に上がってからガイドさんに聴くとガラパゴスザメって言うので、何か通称なのかと思いきや、正式名称で図鑑にも載ってました。

残念ながら全くノーマークのサメ(◎_◎)
ガイドから名前を聴くまで、一度も聞いたことも見たことも全くなく「見たらだいたいわかる」自負がガラガラと崩れたサメでした。

標本がガラパゴス諸島で取れたのでこの名前なんだそうですが、日本でも小笠原諸島とかで見れるらしいです。
ある意味ラッキーだったんですかね。

そこそこ狂暴なサメだそうで、確かに正面から写真撮ろうとしたら突っ込んできて怖かった記憶が今でも残ってます。

AI解説
ガラパゴスザメ(学名:Carcharhinus galapagensis)は、メジロザメ属に属する大型のサメで、全長は通常3.0m程度に達します。このサメは熱帯の海洋島周辺に広く分布しており、日本では小笠原諸島や伊豆諸島でも見られる可能性があります。名前の由来は、初めて記録されたガラパゴス諸島から取られています。
この種は典型的なメジロザメ類の形態を持ちますが、第一背鰭が高く丸みを帯びている点や、胸鰭の後方に位置することが特徴です。他の近縁種との見分け方として、例えばドタブカよりも背鰭が高く、オグロメジロザメより体が細いことが挙げられます。ただし、これらの特徴を野外で確認するのは難しいとされています。
ガラパゴスザメは活発な捕食者で、硬骨魚や頭足類を主に食べます。成体になると海獣や他のサメをも捕食することもあります。大胆で好奇心旺盛な性格のため、人間に対して潜在的な危険性を持つとされていますが、ダイビングスポットとして有名なガラパゴス諸島では、このサメと安全に共存している例もあります。
スキューバダイビングの観点から見ると、ガラパゴスザメはその迫力ある姿でダイバーを魅了します。特に透明度が高く流れの速い海域で見られることが多く、群れで行動することもしばしばあります。その一方で、興奮状態になると攻撃的になるため注意が必要です[1][8]
味については詳細な記録が少ないものの、「良質」とされることがあります。しかし、繁殖力が低いため保全状況には注意が必要です。IUCNでは「軽度懸念」とされていますが、一部地域では個体数減少も懸念されています。
このように、ガラパゴスザメはその生態や特徴から科学的にも興味深い存在でありながら、美しい海洋環境で出会える魅力的な種でもあります。

メジロザメ科デカイ,回遊魚,超肉食

Posted by トミヤマ

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