セミホウボウ
撮影日:2024/11/24
撮影ポイント:伊豆初島
伊豆でセミホウボウの成魚は初めて見ました。
幼魚と成魚の境目は結構微妙なんですが、広げた時のこの羽のようなところに青い点のような模様が入っていると、まあ幼魚かなという感じですが、こんなにデカくなるんだというぐらい大きなセミホウボウでした。
あまりに速く動きすぎて、かつ大きかったので、不意に撮ったカメラだと全体が入りきっていません。
撮影日:2024/11/24
撮影ポイント:伊豆初島
証拠写真程度なのですが、手前にいるトラギスと奥にいるウツボを比較対象にしてもらえると、その大きさがわかるのではないでしょうか。ヌシ感が半端ないです。
撮影日:2024/11/24
撮影ポイント:伊豆初島
こちらも証拠写真程度なのですが「え?これってセミホウボウなの?」と思うぐらいでしたので、模様を撮ろうと後ろから少し追いかけた写真です。
模様からしても間違いなくセミホウボウかと思います。まるまると太っていて、美味しそうでもあります。
AI解説
セミホウボウはセミホウボウ科セミホウボウ属に分類され、学名はDactyloptena orientalisです。インド太平洋の熱帯域に広く分布し、日本では青森県以南、特に南日本や伊豆・小笠原・琉球列島の砂泥底、水深10~150mで生息します。名前の由来は上から見るとずんぐりした体に大きな胸鰭が羽のように広がった姿が蝉に似ているからで、英名ではOriental flying gurnard(東洋飛翔ホウボウ)とも呼ばれます。
スキューバーダイビングでは、砂地に胸鰭を畳んで擬態し、近づくとパッと広げて目玉模様で威嚇する姿が魅力的です。腹鰭で這うように移動し、滑空する様子はユニークで、赤褐色の体に水玉模様が映えます。他の種との見分け方は、頭部後方に長い遊離棘1本+短い遊離棘1本があり、臀鰭に黒斑、7軟条がポイント。ホシセミホウボウは短い棘がなく、オキセミホウボウは臀鰭6軟条で黒斑なしです。幼魚は成魚同様立派な胸鰭を持ち目玉模様がありますが、体が半透明気味で模様が淡く、黒斑も薄いため区別しにくく、体長20cm前後で背鰭第1棘が著しく伸長します。
味は白身で淡泊、独特の酸味があるとされ、地魚として産地消費が主で市場にはほとんど出回りません。ダイビング好きなら、この幻の羽魚を狙ってみたくなるはずです。
スキューバーダイビングでは、砂地に胸鰭を畳んで擬態し、近づくとパッと広げて目玉模様で威嚇する姿が魅力的です。腹鰭で這うように移動し、滑空する様子はユニークで、赤褐色の体に水玉模様が映えます。他の種との見分け方は、頭部後方に長い遊離棘1本+短い遊離棘1本があり、臀鰭に黒斑、7軟条がポイント。ホシセミホウボウは短い棘がなく、オキセミホウボウは臀鰭6軟条で黒斑なしです。幼魚は成魚同様立派な胸鰭を持ち目玉模様がありますが、体が半透明気味で模様が淡く、黒斑も薄いため区別しにくく、体長20cm前後で背鰭第1棘が著しく伸長します。
味は白身で淡泊、独特の酸味があるとされ、地魚として産地消費が主で市場にはほとんど出回りません。ダイビング好きなら、この幻の羽魚を狙ってみたくなるはずです。
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