キンギョハナダイ
撮影日:2001/10/27
撮影ポイント:伊豆海洋公園
キンギョハナダイって、場所によってあんまり動かないキンギョハナダイと、死ぬほど動き回るキンギョハナダイがいますよね。
ここ海洋公園2の根のキンギョハナダイは、動く動く動く。それはもう自分の縄張りを縦横無尽にドヒュンドヒュンとギャグ漫画に出てくるロケット弾のようにすごく元気でした。
で私も、なぜか意地になってしまい、カメラを振り回し、何とか(あくまで私的に)満足の行くモノを撮れました。
ただ、そのために一緒に潜った人たちは見たというイトヒキアジを見損なったと言う大きなオチが付きましたが。。。 あぁぁイトヒキ・・・
撮影日:2003/05/05
撮影ポイント:伊豆八丈島
キンギョハナダイの産卵を目撃しました。キンギョハナダイは群れ(ハーレム)を作ってまして、オス数匹とメス数十匹の群れでなりたってます。群れは垂直に長く頂上付近にオスが鎮座しています(写真上)。メスはその下でぐっちゃりと泳いでます(写真下)。
夕刻ぐらいになると、オスの誘いにメスが乗ってきて一斉に放卵放性を行います(詳しい説明は他のサイトやダイビングショップで直接聞いてください・・・)。
もう辺り、真っ白になります。
その白い中を泳いで帰るその気分といったら、そりゃあ、もう…。一体どんなプレイだっちゅう話になります。
AI解説
キンギョハナダイ(金魚花鯛)は、スズキ目ハタ科ナガハナダイ属に属する小型の熱帯魚です。その学名はPseudanthias squamipinnisです。インド洋から太平洋の広い熱帯・亜熱帯海域に分布しています。日本では房総半島以南の太平洋沿岸や南西諸島などで見られます。
スキューバダイビングでは、キンギョハナダイの群れを岩礁域や根の周りでよく見かけます。群れの中には大きな雄が1匹いて、その周りを小さな雌が取り囲んでいるのが特徴的です。雌雄で体色が異なり、雄は鮮やかなオレンジ色をしています。キンギョハナダイは性転換する魚で、最初は雌から生まれ、やがて雄に転換します。このため、群れの中の大きな個体が雄で、小さい個体が雌となります。性転換に伴い、体色がオレンジ色から赤紫色に変わり、さらに背びれの一部が伸びるなどの特徴が現れます。また夕方近くになると、根頭に集結し産卵行動を行う姿が観察されます。雄は鰭を広げてメスにアピールし、上下動(Uターン)を繰り返す姿が見られます。この産卵行動は、午後から始まり、夕方が特に活発です。この時間帯にダイビングを行うと、雄がメスに向かってUターンを繰り返し、鰭を広げてアピールする姿を間近で観察できます。キンギョハナダイの産卵行動は、群れの中での社会的な役割分担や性転換のメカニズムを理解する上でも非常に興味深いものです。群れの大きさとオスの数には相関関係があり、1~3割のオスが現れるという研究報告もあります。このような行動を観察することで、自然界の複雑な生態系や繁殖戦略について深く学ぶことができます。
キンギョハナダイに似た種としては、同属のナガハナダイなどがいます。ナガハナダイは体側に縦縞があり、キンギョハナダイとは容易に見分けられます。
キンギョハナダイは小型なので食用とはされませんが、観賞魚としての人気は高く、美しい体色から「海の金魚」とも呼ばれています。
キンギョハナダイの群れは、まるで海中の花吹雪のように美しく、ダイバーにとっては見逃せない光景です。特に産卵期には、その美しさと生命力を感じることができるでしょう。
スキューバダイビングでは、キンギョハナダイの群れを岩礁域や根の周りでよく見かけます。群れの中には大きな雄が1匹いて、その周りを小さな雌が取り囲んでいるのが特徴的です。雌雄で体色が異なり、雄は鮮やかなオレンジ色をしています。キンギョハナダイは性転換する魚で、最初は雌から生まれ、やがて雄に転換します。このため、群れの中の大きな個体が雄で、小さい個体が雌となります。性転換に伴い、体色がオレンジ色から赤紫色に変わり、さらに背びれの一部が伸びるなどの特徴が現れます。また夕方近くになると、根頭に集結し産卵行動を行う姿が観察されます。雄は鰭を広げてメスにアピールし、上下動(Uターン)を繰り返す姿が見られます。この産卵行動は、午後から始まり、夕方が特に活発です。この時間帯にダイビングを行うと、雄がメスに向かってUターンを繰り返し、鰭を広げてアピールする姿を間近で観察できます。キンギョハナダイの産卵行動は、群れの中での社会的な役割分担や性転換のメカニズムを理解する上でも非常に興味深いものです。群れの大きさとオスの数には相関関係があり、1~3割のオスが現れるという研究報告もあります。このような行動を観察することで、自然界の複雑な生態系や繁殖戦略について深く学ぶことができます。
キンギョハナダイに似た種としては、同属のナガハナダイなどがいます。ナガハナダイは体側に縦縞があり、キンギョハナダイとは容易に見分けられます。
キンギョハナダイは小型なので食用とはされませんが、観賞魚としての人気は高く、美しい体色から「海の金魚」とも呼ばれています。
キンギョハナダイの群れは、まるで海中の花吹雪のように美しく、ダイバーにとっては見逃せない光景です。特に産卵期には、その美しさと生命力を感じることができるでしょう。
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