サビウツボ

サビウツボ
撮影日:2002/10/13
撮影ポイント:高知県柏島

初めサビウツボを見たとき、なんて血色の悪いウツボなんだと思いました。だってね顔だけが真っ黒な以外はウツボそのまんまでしたから。まさか別種だったとは。。。

一昔前の言葉で言えばガングロ、いやゴングロ(聞かなくなったなぁ、この辺の言葉・・・) 

ちなみに、見分け方は顔が黒いではなくて、目が白いってので見分けるんですって。ガングロで見分けるんじゃないんだ!

AI解説
サビウツボはウナギ目ウツボ科に属する魚で、学名は Gymnothorax thyrsoideus です。英名では「Greyface moray」とも呼ばれます。インド洋および中・西部太平洋に広く分布しています。日本では主に南日本の沿岸で見られ、特に沖縄や伊豆諸島などで観察されることが多いです。
サビウツボ」という名前は、その体色が錆びたような色合いをしていることから名付けられました。体全体が茶色や灰色を帯びており、特に顔の部分が灰色がかっているのが特徴です。岩の隙間やサンゴ礁の穴に身を潜めていることが多く、ダイビング中にその鋭い歯と独特の模様を見ることができます。サビウツボは比較的おとなしい性格で、ダイバーに対して攻撃的になることは少ないですが、触れたり驚かせたりしないように注意が必要です。
サビウツボと似た種には、例えば「アミメウツボ」や「トラウツボ」などがあります。これらの近似種と見分けるポイントは以下の通りです:
アミメウツボ:体に網目状の模様があるのが特徴です。サビウツボは全体的に単色で、模様が少ないです。
トラウツボ:体に虎のような縞模様があります。サビウツボは顔が灰色で、体全体が茶色や灰色を帯びています。
サビウツボはその独特の体色と穏やかな性格から、ダイバーにとって魅力的な観察対象です。インド洋や西太平洋に広く分布し、日本の南部沿岸でもよく見られます。名前の由来はその錆びたような色合いにあり、近似種と見分ける際には体の模様に注目すると良いでしょう。

ウツボ科キモイ

Posted by トミヤマ

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