ハナアナゴ

ハナアナゴ
撮影日:2008/10/11
撮影ポイント:伊豆黄金崎

普段は、こんな感じで顔だけが砂からぼこっと出ています。
不意に見つけたときは、かなりドキッとします。家でゴキブリを不意に見つけたときのあの驚きとでも言いましょうか。(これもまた微妙なニュアンス)

目が馬鹿でかいですが、どちらかというとスマートでスッキリした顔立ちかなと思います。私ほどではないですが。魚と張り合っている時点でどうかと思います(笑)

ところで、ハナアナゴがこの状態の時に、後方部から棒等を砂の中に突っ込んでみると、以外にも簡単に全身を砂地から搾り出してくれることがわかりました。
なんだか可哀想なんで、最近じゃしなくなりましたが。

ハナアナゴ
撮影日:2004/05/03
撮影ポイント:伊豆海洋公園

ハナアナゴは普段は、全身を砂の中に埋めて顔だけヒョコっと出しているのですが、今回は巣穴の引越し途中だったらしく、珍しく全身像を見ることが出来ました。

中々泳ぎの達者なヤツで、結構なスピードで逃げて行かれたので、顔の方がおぼろげな中途半端な写真になってはしましましたが、私的には密かに嬉しかったです。

例えて言うのなら、ちりめんじゃこの中にカニを見つけたような密かな喜びとでも言いましょうか。(この微妙なニュアンスわかるでしょうか)

AI解説
アナゴ科に属するハナアナゴは、水深141-171mの比較的深い泥底に生息する海水魚です[3]。アナゴ科の特徴として、チンアナゴ亜科以外の種では上顎が下顎よりも突出しており、この特徴によってウナギ科の魚類と区別することができます[4]。
アナゴ科は大きく3つの亜科(クロアナゴ亜科、チンアナゴ亜科、ホンメダマアナゴ亜科)に分類されており、それぞれの亜科で生息環境や形態的特徴が異なります[2]。ハナアナゴの仲間は、砂泥底から岩礁域、浅海から深海まで、実に様々な環境に適応して生息しています。
スキューバーダイビングの観点からは、ハナアナゴは生息水深が深いため、通常のレクリエーションダイビングではなかなか出会うことが難しい魚です。これは例えばニシキアナゴが水深18m~75mに生息しているのと比べても、かなり深い場所に棲んでいることがわかります[1]。
ハナアナゴの仲間には、ゴテンアナゴやマアナゴなど、食用として広く知られている種も含まれています。特にゴテンアナゴは全長60cmほどで、目が大きく、目のすぐ後ろの上下に小さな黒い点があるのが特徴的です[2]。
アナゴ科の魚類は、幼生期には「レプトケファルス」と呼ばれる柳の葉のような形をしており、成長とともに徐々に細長い体型へと変化していきます。このような特徴的な成長過程は、多くのウナギ目魚類に共通して見られる特徴です。
Citations:
[1] https://marinelifelog.hateblo.jp/entry/2020/11/22/200000
[2] https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%8A%E3%82%B4
[3] https://www.zukan-bouz.com/syu/%E3%83%8F%E3%83%8A%E3%82%A2%E3%83%8A%E3%82%B4
[4] https://zukan.com/fish/internal332
[5] https://www.kochi-u.ac.jp/w3museum/Fish_Labo/TopPageFishes/TopPageFishes.html/201808Cover.html

アナゴ科夜行性,砂の中

Posted by トミヤマ

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