イトフエフキ

イトフエフキ
撮影日:2011/10/01
撮影ポイント:伊豆雲見

ニゴニゴの雲見の海で見かけた、ニゴニゴに似合いすぎる地味な魚で、とりあえず記念撮影的に撮っておいたのですがあまりにも特徴が無さ過ぎてどこから同定をし始めたら良いのかが本当に迷いました。

こういう時の調べ方はネットでは非常に調べづらく、図鑑に頼って全件検索です。
タイ・フエダイ当たりの写真に全部目を通し、これに近しいなって言うのを見つけてクリップしつつ、それよりももっと似ているものが無いかを探していきます。近しい写真を見つけては解説を読んで特徴が一致するかを検証し、一致していたら今度はその名前をネットで検索して再チェックをして同定をして行くという地味な作業です。

見た目も地味な上に、同定作業も果てしなく地味です。

 
で、恐らくこれだろうというのがイトフエフキでした。

なんと、前にも調べてアップしてた!

完全に記憶の彼方に消え去られていた魚でした。。色味も全然違いましたし。。。

ちなみに検索した時も合わせたお勧めキーワードはイトフエフキ 食べ方というもので、やはり見るより食べるようの魚のようです。

※お勧めの食べ方は塩焼きのようです。

撮影日:2023/10/15
撮影ポイント:伊豆黄金崎

高級魚ですが、自身の食事の仕方はあまりにも狡いイトフエフキです。
砂の中を一生懸命かきわけ餌を探しているタカサゴヒメジの死角?でじっとたたずみ、餌っぽいものが出てきたらヒョイと横取りするこの狡さ

この根性、見習いたいものです。

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イトフエフキ
撮影日:2009/09/13
撮影ポイント:伊豆大瀬崎

ネットや図鑑とかでイトフエフキのことを調べたりするとハマフエフキに似ている」とかよく書かれていますが、いやいやどう考えてもマダイの方が似てるっしょ。マダイの方が有名だし。スーパーとかでマダイ3000円とかで売られていても、あまり料理をしない奥様方とかは納得して買ってくれると思います。(あまり料理しない奥様はマダイなんて買わないか・・・)

簡単にイトフエフキの特徴だけを言いますと、背びれの2番目の棘がいきなり長い(1番前の棘の2倍くらい)というこの写真からは欠片も判断できない特徴と、体の真ん中より少し前方にうす暗い斑紋(アザみたいなの)があるというところでしょうか。
さらにしいて言えば、マダイより口がとんがっています。マダイが頭から間違って掃除機で吸われたような感じと言えばわかりやすいでしょうか(笑)

AI解説
イトフエフキ(糸笛吹)は、スズキ目フエフキダイ科フエフキダイ属に属する魚で、学名は Lethrinus genivittatus です。神奈川県以南の日本沿岸から、東インド洋、西太平洋にかけて広く分布しています。特に、沿岸のサンゴ礁内湾や岩礁域、砂底、海藻帯に生息しています。名前は背鰭の第2棘が糸状に長く伸びる特徴から名付けられました。また、体に縦に走る黄色い筋が絹糸を想わせることからも由来しているとされています。体長20~30cm程度の小型魚で、背鰭の第2棘が長く糸状に伸びる特徴があります。体色は茶褐色で、胸鰭の上方に黒っぽい斑紋があることが多いです。ダイビング中に見かけることができ、特に浅瀬やサンゴ礁周辺で観察されることが多いです。
イトフエフキは、他のフエフキダイ科の魚と比較して、背鰭の第2棘が糸状に長く伸びる点が特徴です。例えば、ハマフエフキと見た目が似ていますが、イトフエフキの方が口が尖っており、背鰭の第2棘が長く伸びる点で見分けることができます。
イトフエフキは、その特徴的な外見と美味しい白身で知られています。スキューバーダイビング中に見かけることができるため、ダイバーにとっても興味深い魚です。調理の際には臭みを除く工夫をすることで、その美味しさを引き出すことができます。

フエフキダイ科美味しい

Posted by トミヤマ

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