コウワンテグリ
撮影日:2010/08/29
撮影ポイント:八丈島
干?ハレーション起きた写真ですが、何かしらの欠点があるのはいつものことなので(おいっ)置いておきまして、違いを正確に指摘するのが難しいテグリの一種です。
学術的にはヤマドリやミヤケテグリやセソコテグリとの違いが細かくあって、ヒレがどうのこうのとか斑紋がどうのとかあるのですが、コウワンテグリのぶっちゃけ現場での見分け方は褐色かどうか。もうこの一点でしかないかなと思います。赤くなければ全部コウワンテグリと。細かく調べたらミヤケテグリなのかもしれない場合でも、褐色ならコウワンテグリということにしてしまってよいのではないかと思います。
そんな色が重要な種であるにもかかわらずハレーション起こしちゃう写真を撮るチャーミングな自分の撮影技術に脱帽です。(脱帽せずに水中脱マスクしてきます・・・)
AI解説
コウワンテグリは、スズキ目ネズッポ科に属する小型の海水魚で、学名はNeosynchiropus ocellatus、英名はOcellated dragonetと呼ばれています。インド洋から西部太平洋の熱帯域に生息し、特に南日本太平洋岸から琉球列島にかけての海域でよく見られます。
体には雌雄ともに特徴的な褐色の大理石模様があり、特に雄の第1背鰭は大きく、鰭膜に3~4個の目玉模様を持つことが特徴的です。この目玉模様が和名の「コウワン(好眼)」の由来となっており、「テグリ」はネズッポ科の魚に共通する呼び名です。
ダイビングで人気の観察ポイントは、その求愛・産卵行動です。雄は華やかな背鰭を誇示しながら雌にアピールを行い、カップルが成立すると水面近くまで一緒に泳ぎ上がって産卵します。底生性で普段は海底付近で過ごしていますが、産卵時には予想以上に高く泳ぎ上がる姿が観察できます。
砂底や岩礁周辺に生息し、主に小さな甲殻類や環形動物などを餌としています。性的二形が顕著で、雄は雌よりも鮮やかな体色と大きな背鰭を持ちます。前鰓蓋骨には強靭なトゲを持っており、一部の種では毒を持つことも報告されています。
ダイバーにとって、コウワンテグリの観察は特別な体験となります。その華やかな求愛ディスプレイや産卵行動は、海中での生命の営みを間近で見られる貴重な機会となっています。
体には雌雄ともに特徴的な褐色の大理石模様があり、特に雄の第1背鰭は大きく、鰭膜に3~4個の目玉模様を持つことが特徴的です。この目玉模様が和名の「コウワン(好眼)」の由来となっており、「テグリ」はネズッポ科の魚に共通する呼び名です。
ダイビングで人気の観察ポイントは、その求愛・産卵行動です。雄は華やかな背鰭を誇示しながら雌にアピールを行い、カップルが成立すると水面近くまで一緒に泳ぎ上がって産卵します。底生性で普段は海底付近で過ごしていますが、産卵時には予想以上に高く泳ぎ上がる姿が観察できます。
砂底や岩礁周辺に生息し、主に小さな甲殻類や環形動物などを餌としています。性的二形が顕著で、雄は雌よりも鮮やかな体色と大きな背鰭を持ちます。前鰓蓋骨には強靭なトゲを持っており、一部の種では毒を持つことも報告されています。
ダイバーにとって、コウワンテグリの観察は特別な体験となります。その華やかな求愛ディスプレイや産卵行動は、海中での生命の営みを間近で見られる貴重な機会となっています。
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