シンジュアナゴ
7年ぶりの八丈島で再びシンジュアナゴの絨毯を見てきました。
相変わらずの阿鼻叫喚ぶりではありましたが、今回はもう少し寄ってみました。
とは言っても限界はありまして、写真のように手前にいるシンジュアナゴほど身の出ている部分が小さいという状況で、警戒心は相変わらずバリバリです。
「見えているのに近づけない」どっかの安恋愛ドラマみたいです。
ところで写真を拡大してみていただければわかるかと思いますが、黒い体に白い斑点がポツポツとあるのがわかるでしょうか?
これが名前の由来にもなっている「真珠」のように見えて、この名前になったそうです。
黒服に真珠って、完全にお葬式ですね。。。
日本では八丈島でのみ観測されている珍種らしいです。珍種と言いましても、ここでは写真の通りウジャウジャいましたが。。。始めてみた時は植物かなんかだと思っていたのですが、よくよく見るとウネウネ動いているし、近づくと引っ込むし(怒)写真のような風景が何百メートルも続いてる姿はまさに
阿鼻叫喚・地獄絵図という感じです(気持ち悪い)。
サンシャイン水族館でも見れるらしいのですが、水深30mの砂にもぐりこむ生物をどうやって採取してるのか不思議です。
水深30mですので、実際は上のような青被った表情をしています。ほんとに不気味です。
「あ~あ~あ~」
といったホラー映画っぽい叫び声が聞こえてきそうです。。。
AI解説
シンジュアナゴは、ウナギ目アナゴ科チンアナゴ亜科に属します。チンアナゴ亜科は、チンアナゴ属とシンジュアナゴ属に分かれ、シンジュアナゴは後者に分類されます。チンアナゴ属は頭が丸っこく、シンジュアナゴ属は顔が細長いのが特徴です。
シンジュアナゴは、スキューバーダイビングでの観察に最適な魅力的な海洋生物です。体長は約1メートルに達し、白地に真珠のような模様が特徴的です。この美しい模様が名前の由来となっています。シンジュアナゴは、砂地に巣穴を作り、頭を出してプランクトンを捕食する姿が見られます。
ダイビング中にシンジュアナゴを見つけるには、砂地のエリアを探すのがポイントです。彼らは警戒心が強く、人が近づくとすぐに巣穴に引っ込んでしまうため、静かに観察することが重要です。また、シンジュアナゴはチンアナゴと同様に、昼間に活動し、夜は巣穴で休む習性があります。
シンジュアナゴのコロニーは、ダイバーにとって一見の価値があります。彼らが一斉に頭を出して揺れる姿は、まるで海底の草原のようです。ダイビング中にこの光景を目にすることで、海の生態系の豊かさを実感できるでしょう。
シンジュアナゴと近似種であるチンアナゴの見分け方としては、体の模様と顔の形状がポイントです。シンジュアナゴは白地に真珠のような模様があり、顔が細長いのに対し、チンアナゴは黒い水玉模様があり、頭が丸っこいです。この違いを理解することで、ダイビング中にそれぞれの種を正確に識別することができます。