チンアナゴ(ガーデンイール)

チンアナゴ
撮影日:2023/10/15
撮影ポイント:伊豆黄金崎

チンアナゴの特徴と言えば、この首元にある黒い斑紋(ともう一個胴体の方にもあります)なんですが、実際にしっぽの先までチンアナゴの全身を見たことが無いので、はたして黒斑紋が2つだけなのかは疑問です。見たものしか信じられない頑固おやじみたい。

実は砂の中に入っている胴体があと1mくらいあって、5センチおきくらい黒斑紋があったら、それはそれで気持ち悪いですね。。

砂の中の胴体部分ってどうなっているんだろう。皮膚から粘液を出して砂を固めるっていうセメント工場みたいな活動をしているというのはどこかで聞いたことがあります。

撮影日:2023/10/15
撮影ポイント:伊豆黄金崎

がっつりお食事しているところです。

体が意外に伸びるんだなぁと、どこまで伸びるのでしょうか?砂下の世界が気になります。

チンアナゴ
撮影日:2023/10/15
撮影ポイント:伊豆黄金崎

↓の写真を撮ったとき、チンアナゴが伊豆に出現!!!
みたいなテンションでしたが、3年たった今、複数匹が出現するのが当たり前と言う感じになってきました。
東の海洋公園より西の黄金崎の方が砂質が細かく柔らかい感じがするので、チンアナゴ向きかなと思いますが、まさか群れで現れるとは。。

一応「死滅回遊魚」のタグをつけてみましたが、さすがに一匹ではなく複数匹いて、このサイズ感だと死滅せずに定着するのかもしれません。

チンアナゴ
撮影日:2020/11/29
撮影ポイント:伊豆海洋公園

チンアナゴが伊豆で見れる?
温暖化も来るとこまで来ましたね。水温23度ですが、ギリ生きられる温度なのでしょうか。

正直チンアナゴなんて、南の島でしか見られないと思ってまして、「伊豆海洋公園や大瀬崎の砂地で見られるアナゴなんて、アキアナゴでしょ」とタカをくくって後輩にドヤ顔していた頃が微笑ましいです。

いや、自分が知らないだけで、あのころからチンアナゴいたのか??自分だけ裸の王様だったのか??

でもやっぱりチンアナゴは南方系のような気がします。

この「南方系」ってタグ、そろそろ意味をなさなくなってきているような気がしてきました。

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チンアナゴ
撮影日:2003/07/10
撮影ポイント:マブール

名前ってほんっと大事だと思うんですよ。

なぜこんな事を書くかといいますと、このチンアナゴの事を英語ではガーデンイールと言います。結構多くの日本人にもこの名前で知られていると思います。

ガーデンイール・・・カッコ良いじゃないですか!
(意味は庭のウナギ)

に比べて何で和名が

チンアナゴ

なんですかね、このしょっぽさ。。。
あ~自分も「和名:トミヤマ」「英名:ChinChinとか言われてたらイヤだわ~。

AI解説
チンアナゴ、学名 Heteroconger hassi、はウナギ目アナゴ科に属する海水魚で、インド洋や西太平洋の熱帯地域に広く分布しています。「チンアナゴ」という名前は、その顔つきが日本犬の「狆(ちん)」に似ていることから名付けられました。また、英名の「Spotted garden eel」は、砂地から頭を出している様子が庭の草木に似ていることから来ています。全長約30~40cmに達し、体は灰白色で黒い斑点が特徴です。特に鰓孔周辺や体の躯幹部、肛門周辺に大きな黒色斑があります。普段は砂底に穴を掘り、半身を砂に埋めた状態で生活しています。潮の流れに顔を向け、動物プランクトンを捕食する姿が特徴的です。
スキューバーダイビングではチンアナゴが砂地から顔を出している姿を観察することができます。彼らは非常に臆病で、ダイバーが近づくとすぐに砂の中に隠れてしまうため、撮影が難しいこともあります。しかし、そのゆらゆらと揺れる姿は多くのダイバーにとって癒しの存在です。浅い場所でも見られるため、初心者ダイバーでも観察しやすいです。
チンアナゴとよく似た種には、ニシキアナゴとホワイトスポッテッドガーデンイールがあります。ニシキアナゴは黄色やオレンジと白のシマシマ模様が特徴で、体長は40cmほどです。一方、ホワイトスポッテッドガーデンイールは茶色っぽい体に白い点々模様があり、体長は70cmに達します。これらの種は「シンジュアナゴ属」に分類され、チンアナゴとは異なる属に属しています。
チンアナゴはその独特な生態と可愛らしい姿で、多くの人々に愛されています。砂地から顔を出してプランクトンを捕食する様子や、臆病な性格が観察のポイントです。スキューバーダイビングで出会った際には、静かに観察し、その癒しの姿を楽しんでください。
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