カワハギ
カワハギは砂地の上にいて、砂の中にアタックして餌を探している光景をよく見るのですが、体色が地味なせいもあって砂地にいる姿は超アンチフォトジェニックなんですよね。。
ということで、ちょっと背景が綺麗目なところにいるカワハギを撮ってみたら幾分かインスタ映えする写真にでもなるかなと思ってもみたのですが、まあカワハギはカワハギですね。
馬子にも衣装とおもったら猫に小判だったという状況ということで、こういったことを「カワハギにウミトサカ」と名付けたいと思います。
早朝と言うほどでもないですが、朝の9時台はまだまだお魚さん達の食欲は旺盛で、大瀬の砂地ではカワハギが群れを成してエサを探しまくっていました。
基本的にはこの尖った口で砂を吹きかけて、その中にいる生物を捕食しているものと思われますが、こんな集団で吹きまくっているから、あたり一面砂の巻き上げて真っ白な状態だし、この動画の29秒あたりなんかはカワハギ同士の頭がぶつかってますからね。節操ないことこの上ない感じです。
カワハギは、私がダイビングを始めるまでは、冬に鍋をして「うまいうまい」と食していたヤツでした。
しかし、海で初めてカワハギを見て、「ゲッなんか魚っぽくないキモイのがいるな」と思ったが最後、名前がカワハギだと判明した瞬間から、食べられなくなりました。
そのことを誰にも告げずにいたある日、食卓の鍋の中にはカワハギがいました・・・。
ぶつ切りにされ、私の皿には尻尾に程近い最も歪曲した部分
無理矢理絵文字にすると
<(・ )< の ) の部分(わかりにくい?)
が入れられてました。
残念ながら食べられず、その日の夕食は肉まんになったことを今でも覚えてます。
カワハギ君のお食事風景です。
これを見るたびに障害物競走の飴玉探しを思い出します。
それとカワハギは一体何を食べているのか、どうやって探し当てるのかとても気になります。適当に突っ込んでいるんだったらた笑えますが・・・。