ネッタイフサカサゴ

ネッタイフサカサゴ
撮影日:2008/10/11
撮影ポイント:伊豆黄金崎

完全にイソカサゴだとばかり思っていたら、たまたま見かけたどこかのサイトで、角のあるイソカサゴっぽいのが別種だと言うことを知って、いろいろ自分の写真を見ていたらたまたまありました。

しかも、ここからがややこしく、口の横あたりから伸びているヒゲ見たいな棘が前方に向いていたらネッタイフサカサゴ、後方に向いていたらマダラフサカサゴらしいです。正直そこに違いを見出す意味が全く分かりませんが。。。

撮影者トミヤマには全くそのあたりの意識がなく、ただ単にちょっと被写界深度を浅くしてイソカサゴの顔に焦点を当ててみようか(動かないし)レベルであったことは、あえて伏せておくことにしたいと思います。

AI解説
ネッタイフサカサゴ(学名:*Parascorpaena mossambica*)は、フサカサゴ科ネッタイフサカサゴ属に分類される小型の海水魚です。体長は約10cmで、涙骨の下縁に2本の棘を持つことが特徴です。分布域は相模湾以南からインド洋、西太平洋に広がり、沿岸の岩礁域や内湾の堤防付近でよく見られます。
名前の由来は、「熱帯」と「フサカサゴ」を組み合わせたもので、熱帯地域に生息するフサカサゴ科の魚であることを示しています。この種は体色や模様が周囲の環境に溶け込みやすく、擬態能力が高い点でも知られています。
スキューバダイビングでは、その擬態能力と鮮やかな模様が注目されます。特にナイトダイビングでは活動的な姿を見ることができ、ダイバーにとって魅力的な観察対象です。ただし、頭部や背鰭の棘には毒があるため、触れる際には十分な注意が必要です。刺された場合は、毒はタンパク質性であるため、熱湯に患部を浸す応急処置が推奨されます。
他の種との見分け方としては、涙骨下縁の棘の形状や胸鰭の模様が挙げられます。また、同属の他種との違いとして黄色い斑点やヒレ模様がないことも識別ポイントです。
味についてですが、ネッタイフサカサゴは他のカサゴ類と同様に食用可能で、美味しいとされています。白身魚特有の淡白で上品な味わいが特徴で、煮付けや唐揚げなどさまざまな料理法で楽しまれます。
このようにネッタイフサカサゴは、美しい外見と興味深い生態を持つ一方で、その毒性には注意が必要な魚です。ダイビング中や調理時には適切な知識を持って接することが求められます。

フサカサゴ科地味,毒持ち

Posted by トミヤマ

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