マハタ(幼魚)
撮影日:2007/09/30
撮影ポイント:伊豆黄金崎
夜空に輝く摩天楼という異名を持つ魚です。それはマンハッタンです。結構苦しいです。
さて、ハタ幼魚の当たり年であった2007年の西伊豆では、この摩天楼こと(まだ言う?)マハタが西伊豆のあちこちで見ることが出来ました。個人的にはあまり見た記憶が無く、このシマシマ模様が海の中では結構鮮やかで、成魚になるともっと地味になるのですが、この幼魚には惹かれました。
体調10センチくらいでピコピコ泳いでる姿はかわいいなぁと思ったのは一瞬だけでした。。その刹那このマハタの本性を見ることになるのです。。
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瓦礫の間を器用に泳ぐ、マハタの幼魚君。何かを落ち着きの無い様子。ぐ~るぐると同じ場所を行ったり来たり。
ゆらゆら泳いでいたかと思うと、突如方向転換し、瞬発的に岩陰に!
岩陰の中でしばらく身を隠していたと思ったら、ぬら~っとおもむろに何かをくわえて出てきました。イソカサゴか何かだと思います。
体長10センチにも満たない小さな身体ながら、大口を開けて頭から飲み込みにかかっています。飲み込まれたカサゴのほうも、まだ尻尾がピクピク動いていました。それを押さえつけるかのように時折身体を左右に振って徐々に飲み込んでいきます。
全身を飲み込むのにおよそ、10分。ガッツリ平らげました。これでどのくらいお腹持つのでしょうか?
人間で言えば豚1頭まるまる食べたようなものですもんねぇ。すごいなぁ。。
しかし全く話し飛ぶのですが、この魚、体と頭が別の魚のように見えます。なんていうか体がCTスキャンされたような。。。
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