ウメイロモドキ
撮影日:2023/12/02
撮影ポイント:伊豆海洋公園
一匹タカサゴっぽい魚が紛れていますが、背中が黄色い魚がウメイロモドキです。
(タカサゴも、もう少し寄れていれば何タカサゴかがわかったのですが、今回はそこは目をつむりましょう)
で、ウメイロ”モドキ”というぐらいなので、本家theウメイロと何が違うのか。色々あるみたいですが、ダイビング中でパッと分かる見分け方は以下2点で見分けられそうです。
1)胸鰭の付け根が黒い(ウメイロは黒くない)
2)背びれが黄色(ウメイロは透明)
そもそも、こんだけ似ているのに分類的にウメイロはフエダイ科で、ウメイロモドキはタカサゴ科ですって。それが一番の驚きです。
AI解説
ウメイロモドキは、スズキ目タカサゴ科に属する魚で、学名は Caesio teres です。紅海とペルシャ湾を除くインド洋から太平洋西部にかけての熱帯水域に広く分布しています。日本では本州中部以南の太平洋に生息し、特に沖縄や小笠原諸島でよく見られます。体長は最大で40cmほどに成長し、青と黄色の鮮やかな体色が特徴です。特に群れで泳ぐ姿は圧巻で、透明度の高い海で見ると、その美しさに目を奪われます。昼行性で、動物プランクトンを主に食べるため、餌を求めて活発に泳ぎ回る姿が観察できます。
名前の「ウメイロモドキ」は、フエダイ科のウメイロに似ていることから名付けられました。「モドキ」は「擬(もどき)」を意味し、似ているが別種であることを示しています。
ウメイロモドキの肉は白身で、淡泊な味わいが特徴です。沖縄では「アカジューグルクン」として親しまれ、揚げ物やバター焼きなどで食されます。
ウメイロモドキと似た種には、ウメイロ、ユメウメイロ、イエローバックフュージラーなどがあります。これらの魚は、体色や模様の違いで見分けることができます。
ウメイロ: 背部の黄色が多く、胸びれの基部に黒斑がないのが特徴です。
ユメウメイロ: 体高が高く、背部の黄色が個体によって異なります。
イエローバックフュージラー: 目の間の前額部から尾びれ・背びれまで黄色で、黄色の部分が魚齢によって変化しません。
ウメイロモドキは、その美しい体色と群れで泳ぐ姿が魅力的で、スキューバーダイビングや釣りの対象として人気があります。食味も良く、地域によっては重要な食材ともなっているため、多方面で楽しむことができる魚です。
名前の「ウメイロモドキ」は、フエダイ科のウメイロに似ていることから名付けられました。「モドキ」は「擬(もどき)」を意味し、似ているが別種であることを示しています。
ウメイロモドキの肉は白身で、淡泊な味わいが特徴です。沖縄では「アカジューグルクン」として親しまれ、揚げ物やバター焼きなどで食されます。
ウメイロモドキと似た種には、ウメイロ、ユメウメイロ、イエローバックフュージラーなどがあります。これらの魚は、体色や模様の違いで見分けることができます。
ウメイロ: 背部の黄色が多く、胸びれの基部に黒斑がないのが特徴です。
ユメウメイロ: 体高が高く、背部の黄色が個体によって異なります。
イエローバックフュージラー: 目の間の前額部から尾びれ・背びれまで黄色で、黄色の部分が魚齢によって変化しません。
ウメイロモドキは、その美しい体色と群れで泳ぐ姿が魅力的で、スキューバーダイビングや釣りの対象として人気があります。食味も良く、地域によっては重要な食材ともなっているため、多方面で楽しむことができる魚です。
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