リュウキュウハナハゼ

リュウキュウハナハゼ
撮影日:2024/06/25
撮影ポイント:西表島

ミナミダテハゼやらオトメハゼなどいろいろなハゼが映り込んでいますが、主役は真ん中にいる青白い魚のリュウキュウハナハゼです。

リュウキュウハナハゼは、theハナハゼと似ているのですが、尾びれの先の糸状のヒラヒラが尾びれの上下2本だけしか生えていないということで見分けがつきます。
この写真だとわからないですけどね!

背景がどこまでも続く砂地の斜面なので、どんなにカメラの角度を変えても背景が砂地になってしまうんで、糸状のヒラヒラがうまく撮れないんですよ、という言い訳をしておきます。

写真もそうですが、糸状のヒラヒラという語彙力の乏しさも改善が必要だと思います。

ちなみに沖縄だとこのtheハナハゼは見れないらしく、だいたい糸状のヒラヒラがついているのはリュウキュウハナハゼだそうです。
沖縄の現地の人は糸状のヒラヒラがたくさんついているtheハナハゼを図鑑でしか見たことないらしく羨ましがられました。複雑な気持ちでした。

AI解説
リュウキュウハナハゼ(Ptereleotris sp.)は、スズキ目クロユリハゼ科クロユリハゼ属に分類される魚類です。2013年2月発行の「日本産魚類検索 第三版」で新名称として正式に「リュウキュウハナハゼ」という和名が付けられました。
分布域は伊豆諸島、伊豆半島以南の太平洋側、屋久島、口永良部島、琉球列島から西・中央太平洋の熱帯域、インドネシア、オーストラリアにまで及びます。
ダイビングで観察すると、体長は約10cmで、巣穴に出入りする習性があります。時にはダテハゼやテッポウエビと同じ巣穴に共生することもありますが、これらの生物にとって特別なメリットはないとされています。
近縁種のハナハゼとの見分け方として最も重要な特徴は、尾びれの先の長い部分にあるヒラヒラしたスジの数の違いです。また、頭部の青い斑紋のパターンも識別の手がかりとなります。
水中写真を撮影する際は、体が長く尾びれの先が特徴的な形状をしているため、全体を画角に収めるのが難しい魚の一つとされています。

クロユリハゼ科南方系,砂の中

Posted by トミヤマ

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