ハチ
撮影日:2014/09/07
撮影ポイント:伊豆大瀬崎
なんだか魚のくせにイヌのような名前を付けられてしまっているハチですが、名前の由来は頭部を上から見たときに八の字模様が見えるからだと踏んでいます。カンパチと同じ説ですね。
ハチの特徴としては、これが結構いっぱいあって、まず夜行性でして昼間はほとんど泥砂の中に隠れているため表に出て泳いでいることを見ることができません。
今回もたまたま着底したところにハチが隠れていたので、飛び出してきたところを慌てて写真を撮った感じでした。
ハチを実際に見たのは、大瀬でナイトダイビングをした時以来2回目という出会いなくらい、レアな存在だと思います。(個体数としてはもっといるかもですが。)
二つ目の特徴は、何と言ってもこの胸鰭です。大きく広げて低空飛行で飛ぶように泳ぎます。見た感じは完全に琵琶湖の鳥人間コンテストみたいな感じです。
私の中では、この胸鰭からしてホウボウ科の魚に違いないと踏んでいたのですが、フサカサゴ科でした。。確かに歩かないもんな・・・。
そして最後にして最大の特徴は毒持ちということです。先ほど「たまたま着底して」なんて書きましたが、ある意味たまたまが結構危険だったんだなって思います。
毒の具合については、どのくらいのヤバさかは皆目見当がつきませんが、魚の中でもかなり痛い毒をもっているようで、蜂に刺されたような痛みが残るみたいです。
・・・ってあれ?名前の由来ってもしかしてそっち(蜂)??
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