コクテンフグ

コクテンフグ
撮影日:2024/06/25
撮影ポイント:西表島

コクテンフグの名前の由来は、体中に黒い点があるというところから来ているそうなんですが、もはや黒点というよりは黒子(ホクロ)といった方が適切なような気がしています。ホクロフグ
余談ですが、黒子をホクロというの初めて知りました。
そしてそんなホクロも模様がバラバラで一律じゃないので、適当にホクロ散らばってたらコクテンフグなんだろうなと思って見ています。

ちなみにこんな愛嬌たっぷりな顔つきしていますが、体中に猛毒が駆け回っているので食用にはできません。。

コクテンフグ
撮影日:2024/06/25
撮影ポイント:西表島

なんとなくコクテンフグというと↑の黄色いバージョンをよく見る気がするんですが、実はこちらの灰色バージョンの方がマジョリティのようです。

灰色だと本当に地味ですよね。南の島の魚なのに。

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コクテンフグ
撮影日:2003/07/10
撮影ポイント:マブール

コクテンフグを見て「あ、パンダだ」って思いました。目の周りが黒いと、多少ブサイクでもちょっと愛嬌がでて可愛くなりますね。
とは言っても人間はもちろん例外です。可愛いというより不気味です。怖いです。人食い人種みたいで食われそうです。

全く関係ないですが、フグ料理屋の水槽にコクテンフグが泳いでたらビックリするだろうなぁ。。。

AI解説
コクテンフグは、フグ目フグ科モヨウフグ属に分類される中型の海水魚で、学名は *Arothron nigropunctatus* です。主にインド洋から西太平洋、琉球列島以南のサンゴ礁や岩礁域、水深50m以浅に生息し、最大で30cmほどに成長します。体色は黄色やグレー、青みがかったものなど個体差が大きく、体表に黒い斑点が散らばっているのが特徴で、この模様が和名「コクテンフグ(黒点河豚)」の由来です。また、丸い顔つきが犬に似ていることから、英語では「ドッグフェイスパファー」とも呼ばれています。
スキューバーダイビングの観点から見ると、コクテンフグは単独で行動し、サンゴ礁や岩陰をゆっくり泳ぐ姿が観察できます。人懐っこい個体も多く、ダイバーが近づいてもあまり逃げず、愛嬌たっぷりの表情や泳ぎ方が人気です。また、威嚇やストレスを感じると体内に海水を取り込んで膨らむ姿も見どころで、その様子は非常に可愛らしいと評判です。
他の種との見分け方としては、コクテンフグは口の周りが黒く染まる個体が多い点が特徴で、近縁のミゾレフグなどは口周りが黒くならないため識別しやすいです。体側の黒点模様や、色彩のバリエーションも判断材料となります。
食味については、コクテンフグは肝臓や卵巣だけでなく筋肉や皮膚にも強い毒(テトロドトキシン)を持つため、食用にはできません。可愛らしい見た目とは裏腹に、誤って食べると中毒死の危険があるため、釣れても速やかにリリースするのが鉄則です。
その独特な容姿と豊かな色彩、ダイバーとの距離感の近さから、観賞魚や水族館でも人気の高い存在です。

フグ科南方系,毒持ち

Posted by トミヤマ

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