ミナミアカエソ
撮影日:2016/11/16
撮影ポイント:伊豆高知県柏島
プロアマ含めて、同定にめっちゃ苦労しているエソの仲間ですが、特にこのミナミアカエソとアカエソ、そしてヒトスジエソは同定ポイントがわかりずらい。図鑑も逃げているような書き方だったりしますし。
そして地味だからあえて触れようとする人もいない。そんな領域の魚です(笑)
色々サイトを見て回っていると
・体の上部の縦筋がなんとなく青い
・(めちゃくちゃ小さい)顔上皮弁が棒状
とかいうので見分けているようなのですが、どっちもわかりずらいんですよね。特に色とか。。
スポンサーリンク
撮影日:2004/04/05
撮影ポイント:高知県柏島
本家本元のザ・アカエソと比べてみたとき、鼻孔のヒベンがどうたらとか大きな差はないらしいのですが、体側の青色がはっきり出ているのがミナミアカエソだとか。
で、写真のヤツを見てみると
ビミョ~ (´Д`:)
アオスジが入っているのですが、薄いような。いつものごとくレタッチでどうにでもなるような(こらっ)。
アカエソのような気もしないではないですが、まとりあえずミナミアカエソとうことで。
AI解説
ミナミアカエソ(Synodus dermatogenys Fowler, 1912)は、エソ科ヒメ目に属する硬骨魚類です。小笠原から琉球列島、さらにインド・太平洋域まで広く分布し、主にサンゴ礁域とその周辺の砂地に生息しています。
この魚は、アカエソとよく似た姿をしていますが、背鰭軟条が10~13本(通常12本)、側線鱗数が56~64枚という特徴を持っています。アカエソとの大きな違いは、鼻毛(鼻の皮弁)が棒状になっていることで、アカエソではヘラ状になっています。
ダイバーにとって興味深い特徴として、体側に水色のラインが入ることがありますが、アカエソにも似たような模様が見られることがあり、水中での識別は非常に困難です。四国南西部では、ミナミアカエソが深場、アカエソが浅場に棲み分けている可能性が指摘されています。
砂地と岩礁の境目に多く生息し、甲殻類や多毛類、小型魚類を捕食する肉食性の魚です。ダイバーが近づいても普段はあまり動じない性質がありますが、顔のアップ写真を撮影するのは意外と難しいとされています。
市場での流通はほとんどありませんが、釣り人や漁師の間では時折食用にされることがあります。体色は環境によって変化し、オレンジ色が鮮やかな個体もいれば、茶色がかった個体も多く見られます。
この魚は、アカエソとよく似た姿をしていますが、背鰭軟条が10~13本(通常12本)、側線鱗数が56~64枚という特徴を持っています。アカエソとの大きな違いは、鼻毛(鼻の皮弁)が棒状になっていることで、アカエソではヘラ状になっています。
ダイバーにとって興味深い特徴として、体側に水色のラインが入ることがありますが、アカエソにも似たような模様が見られることがあり、水中での識別は非常に困難です。四国南西部では、ミナミアカエソが深場、アカエソが浅場に棲み分けている可能性が指摘されています。
砂地と岩礁の境目に多く生息し、甲殻類や多毛類、小型魚類を捕食する肉食性の魚です。ダイバーが近づいても普段はあまり動じない性質がありますが、顔のアップ写真を撮影するのは意外と難しいとされています。
市場での流通はほとんどありませんが、釣り人や漁師の間では時折食用にされることがあります。体色は環境によって変化し、オレンジ色が鮮やかな個体もいれば、茶色がかった個体も多く見られます。
スポンサーリンク